ママ友――この言葉を聞いて、「楽しそう」と思いますか? 「大変そう」ですか?子どもができると避けられない親同士のお付き合いについて、トラブルの経験から学んだものとはどんなことだったのでしょうか。
 

「音羽事件」を覚えていますか?

ママ友

ママと子ども。セットでのお付き合いだから、難しいのかもしれません

1999年に起こった音羽事件。幼稚園での人間関係のトラブルが原因だったと言われています。詳しい事件の経緯や真の理由は当事者にしか分からないものだと思いますが、このようなことは言えるのかもしれません。

つまり、「幼稚園の母親同士」という、似たような価値観を持ち、かつ「閉じた世界」である中では、ささいな行き違いがトラブルとなってしまう傾向はあるのかもしれない、ということ。

もちろん、「幼稚園の母親同士だからこそ」の信頼できる友人関係に恵まれることも多いはず。いえ、「大変なこともあったけど、今となってはいい思い出」というケースが大半だろうと私自身は感じています。

そんな「最終的にはいい思い出」にするための、「園内の人間関係で注意すべき点」「トラブルが起こってしまったときの対処法」について、体験談から考えてみたいと思います。
 

実例1:「距離なし」なママ友
距離が近すぎて息苦しさを感じるように(Aさん:34歳)

子どもを年中で入園させたAさんの場合。「あるお母さんと仲良くなり家族ぐるみでお付き合いするようになったのですが、付き合いが深くなってくると毎週毎週誘われるようになりました」。最初は誘われるままに付き合っていたAさんですが、次第に彼女との付き合いに息苦しさを感じるようになってきました。

「あまりにも近くなりすぎて性格的に合わないところが見えたり、彼女の行動について人間的に信用できない点がいくつかありましたので、どうしても距離を開けなければいけないと思うようになりました。」Aさんがうまく断っても、「どこに行くの?」と詮索されて困るようになったので、その後はそれとなく彼女とは距離をあけることにしました。

しばらくして彼女から「最近、付き合いが悪いね。どうして?」と聞かれたため、「毎週では、うちではちょっと付き合えないんだけど……」と一度きちんと話しました。その後は、彼女は他の人たちと付き合うようになったと言います。

Aさんは当時を振り返って、「私も初めての幼稚園生活でよく分からなかったのでそんな感じになってしまいましたが、はじめての相手とはある程度の距離をとっておいたほうがよかったのかもしれませんね」と語っています。


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