今回ご紹介する『子どもべんとう』の著者は、『粗食のすすめ』で有名な幕内秀夫氏です。
幕内氏いわく、「子どもの食事ほど、簡単なものはない」。
理由は、子どものからだに必要なのは、カロリーがあって、でんぷんがたくさん含まれているもの。つまり、ごはんやいも類だからです。
そのような考え方に基づいたお弁当作りの基本は、「ごはん8割、おかず2割」という割合です。
2割のおかずも、前日の残り物や常備食(煮豆・つくだ煮など)でOK。これなら、毎日のお弁当作りも気が楽になるはず。
幕内氏によると、一番避けたいのはお弁当に油を使った料理を使いすぎること。
難しく感じるかもしれませんが、「ごはん8割」と考えると実行しやすいのではないでしょうか。
「粗食のお弁当だと、ちょっと彩りがさびしくて・・・」と思われるかもしれません。
でも、普段の食事というのは本来そういうものでは?
遠足や運動会など、「ハレの日」には張り切ってごちそう弁当というのもうれしいもの。
メリハリをつけたほうが、ママの負担も少ないし、子どもだって気分が変わって楽しいのではないでしょうか。
幕内氏の提唱する「子どもの食事」についてご興味のある方は、こちらの著書もご参考に。
▼関連書籍
『子どもレシピ』 幕内秀夫 主婦の友社 ¥ 1,575(税込)
▼関連INDEX
園児のお弁当