絵本/人気おすすめ絵本 年齢別

1歳から3歳児におすすめの絵本(3ページ目)

1歳を過ぎる頃から、お子さんの行動範囲はぐんと広がり、身近なものの名前を覚えたり、言葉を発したり、子どもなりの方法で感情を豊かに表現したりと、心身両面で成長著しい時期をむかえます。この時期には、お子さんの日々の生活に寄り添ったテーマを中心に、感性を刺激する絵本やストーリーを楽しむ絵本、そして知る喜びを感じる絵本を加えていきましょう。

執筆者:大橋 悦子


 

知る喜びを感じる絵本

0歳の頃には自分の知っていることばかりに興味を示した子どもたちも、1歳を過ぎれば見知らぬものや初めて見るものにも手を伸ばします。この時期は、お子さんの知的好奇心を刺激するチャンスです。知識として新しいことを覚えさせるのでなく、知っているものや事象を絵本を通して確認していくのです。「あっ、それ知ってる」という気持ちはお子さんにとって何よりの喜びになるでしょう。またこの喜びは、もっと絵本を読みたいとかもっといろいろなことを知りたいというモチベーションにもつながります。

やさいのおなか

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きうちかつ:作 福音館書店 1050円
野菜を真ん中でスパッときると、いつもとは違った表情を見せてくれます。「これなあに?」の問いかけに回答できない野菜の断面も、いつもの姿を見れば答えられます。子どもたちは、大きな声で誇らしげに知っている野菜の名前を教えてくれるでしょう。知っていることが嬉しい瞬間です。


 

いぬがいっぱい

いったい何種類の犬が登場するのか、犬好き必見の絵本【画像提供<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4834000524/?tag=aajg-1172-22&linkCode=as1&creative=6339" target="_blank">Amazon</a>】

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グレース・スカール:作 やぶきみちこ:訳 
福音館書店 735円
20年をこえるロングセラーの絵本ですが、意外とご存じない方が多く、残念に思っています。落ち着いた色調に派手さはありませんが、スカールの作品は「ゆりかごの文学」として高い評価を得ています。猫好きなお子さんには、同じ作者によるねこがいっぱいをどうぞ。

 


 
おおきくなるっていうことは
自分が成長していることを実感できる愉快な絵本【画像提供<a href="http://www.amazon.co.jp/dp/4494005851/?tag=aajg-1172-22&linkCode=as1&creative=6339" target="_blank">Amazon</a>】

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中川ひろたか:作 村上康成:絵 
童心社 1365円
大きくなるってどんなことなのでしょう?洋服が小さくなったり、これまでできなかったことができるようになったり、他にもいろいろなことがありますね。大きくなる意味を考えながら、またすこし大きくなった自分自身の成長を確認できる楽しい絵本です。



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