後期高齢者の保険料は10%
後期高齢者はこんなに支援されているんだ。知らなかった。
少子高齢・長寿社会の現在の日本は、現役世代が減少する一方で75歳以上の高齢者が増え続ける状況にあります。現役世代が負担する支援金(分)が今後も増えることは避けられないでしょう。
保険料率0.3%引き上げ
健康保険組合連合会が平成23年4月21日に発表した「平成23年度健保組合予算早期集計結果の概要」(1447組合中1315組合からの回答を元に、平成23年度分を推計したもの)は、下記の通りです。- 平成23年度は6090億円の経常赤字
- 赤字組合は全組合の約9割
- 保険料率を引き上げた組合は回答組合の約4割
- 平均保険料率は7.926%(前年より0.291%アップ)
- 75歳以上に対する拠出金(「老人保健拠出金」+「後期高齢者支援金」)の対保険料割合は10.18%増の22.1%
- 組合数は前年度より15組合減少、うち11組合が解散