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老後資金(1)定年退職給付金が減っている

「退職金が減っている」ってショッキングな話を耳にしました。定年退職目前の人にはびっくりの話です。真偽のほどは?

大沼 恵美子

執筆者:大沼 恵美子

貯蓄ガイド

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大学卒の退職給付金は870万円ダウン

人生85年時代、長い老後の生活資金源は「年金」と「定年退職給付金」(以下「退職金」という)という人が大勢を占めていますが、その退職金が少なくなっている、というショッキングな話を耳にしました。真偽のほどを「平成15年就労条件総合調査結果の概況」「平成20年就労総合調査結果の概況」(厚生労働省)から調べてみました。すると、平成20年の勤続35年以上・大学卒(管理・事務・技術職)退職金は2335万円で、平成9年より約870万円、平成15年より約270万円も少なくなっています。それに対し、高卒(管理・事務・技術職)は2001万円で、平成9年より約210万円少なくなっているだけです。
学歴別退職者一人平均退職給付額(勤続30年以上かつ45歳以上の定年退職者)

*年金原価額:支払うべき年金額から、その間に発生する利息分を控除して現在の金額に換算した値

月収換算はUP、でも退職金はDOWN

学歴別退職者1人平均退職給付月収換算(勤続35年以上かつ40歳以上)
大学卒業(管理・事務・技術職)の退職金を月収換算すると、平成15年は44.2ヶ月でした。それが平成20年は44.8ヶ月に増えています。ところが退職金は約270万円減の2335万円。変です。ここから導き出される答えはひとつ、お給料がダウンしている!

右の月収換算表からから平成15年と平成20年の月収を計算すると
  • 大学卒(管理・事務・技術職) 59.1万円⇒52.1万円
  • 高校卒(管理・事務・技術職)  49.2万円⇒45.9万円
  • 高校卒(現業職)  38.9万円⇒36.9万円
で、平成15年以降の5年間で5~8%程度下がっています。


退職金一時金と年金受取りではどのくらいの差があるのでしょうか。
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