学習・勉強法/中高生の勉強方法・学習習慣

高校受験対策・勉強法

高校受験で大切な対策は、「定期テスト対策」「内申点アップ対策」そして「試験本番対策」の3つと言えます。高校受験における受験勉強の基本姿勢について紹介します。

伊藤 敏雄

執筆者:伊藤 敏雄

学習・受験ガイド

模擬試験は定期的に受けておこう

高校受験対策として大切なことは次の3つ。


  1. 日々の勉強、すなわち「定期テスト対策」
  2. 推薦入試や公立高校受験で特に大切な「内申対策」
  3. 入試直前に必ずやっておきたい「本番対策」
     

基本的に高校受験は、中学校の課題をしっかりこなすことができていればそれで十分。しかし、近年ゆとり教育の影響や学力低下の問題など、学校の勉強だけでは何かと物足りないのが現状です。進学塾や補習塾などの「学習塾」に通わせたり、苦手な分野を集中的に補習してもらえる「家庭教師」を頼んだりすることも場合によっては必要でしょう。

日頃の勉強の成果を確認したり、志望校の合否を判定したりするために、学習塾が実施する「模擬試験」は必ず受験するようにしてください。模擬試験では学校の定期テストとは異なり、これまで学習した範囲すべてから出題されるため、入試で問われるような真の実力が試されます。模擬試験は中1の時から継続的に受験することをおすすめします。
 

定期テスト対策

問題集や参考書を買いそろえる前に、今ある問題集をしっかりやることが大切
問題集や参考書を買いそろえる前に、今ある問題集をしっかりやることが大切

時々、テスト対策として問題集や参考書をたくさん用意する受験生がいますが、これはいただけません。問題集は最後までこなして初めて効果が現れるもの。ただ用意するだけでは全く意味がありません。

学校の定期テスト対策には、学校の問題集や授業で配布されたプリント類をこなすことがまず先決。その際ポイントとなるのが、「間違えたところ」を集中的に復習することです。一度解いただけで終わりなのではなく、何度も何度も繰り返し解いてみましょう。

学校の課題をしっかりこなした上で、参考書や問題集類が必要になった場合は、必要な分だけ用意するようにしましょう。
 

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