「無借金生活」が合言葉のDさん夫婦
憧れのマイホーム、買ったものの住宅ローンの返済が…… |
「ローンも組んだし、お金のことも少し勉強して、家計をしっかりしなくてはね」と2人で話し合っていました。たまたま、住宅ローンについて書いてあるサイトを見つけ、自分たちの組んだ住宅ローンについて調べてみると、借入金3,500万円に対し、利息の支払いの総額が約2,150万円であることがわかりました。「2,150万円も利息を支払うなんて、なんだか損した気分」「2,150万円あれば、もっと別のことができるよね」と2人は思いました。
更にそのサイトで調べていると、仮に1年後に200万円を繰上げ返済したら、利息が約320万円減るということが分かりました。それから、毎年200万円の繰上げ返済を目標に掲げ、貯蓄生活が始まりました。そして2人のヒミツの合言葉は、「無借金生活」。去年は、目標の200万円を見事繰上げ返済しました。「浮いたお金(少なくなった利息の金額)が分かるので、俄然やる気が出ます」とDさん夫婦。今年も順調に貯金を続けています。
「10年後にリタイア」が合言葉で、毎年500万円の貯蓄
今は大変だけど、憧れの田舎暮らしを目標に頑張ろう! |
収入がそこそこあるのに、普段の生活は至ってシンプル、毎年の貯蓄額も500万円を超えています。なぜ、Eさん夫婦がそんなに貯蓄をしているかというと、2人は共通の夢があるのです。空気のきれいなところに移り住み、自然と触れ合いながらのんびり過ごしたいというものです。
「今は、仕事が忙しくて、ゆっくり過ごす時間が全く作れないので、できるだけ早くリタイアして、好きなことをやって過ごしたい」というEさん夫妻。貯めたお金を資産運用しながら、「10年後にはリタイア」を合言葉に、お互い励ましあいながら、毎日の仕事を頑張っています。
「貯まる」夫婦の共通点は?
今回5組の「貯まる」夫婦のヒミツの合言葉を見てきましたが、いかがでしょうか? 夫婦の状況が違えば、ヒミツの合言葉も多種多様です。ヒミツの合言葉をお互いに掛け合うことは、常に貯蓄に対する意識づけを行い、協力体制を維持するために大切です。
「貯まる」夫婦になるためには、合言葉を掛け合うだけではなく、もっと重要なことがあります。それは、「なぜ貯めるのか?」という目的をしっかり持つことです。貯めること自体を目的にしていては、長続きはしません。目的を確認すると同時に目標を設定することも大切です。目標を定めなければ、どの位のペースで貯蓄しなければ良いのかわかりません。「何のために(目的)、いつまでに、いくら(目標)」を2人の間でしっかり決めることが大切です。
目的に向かって、確実に貯蓄ができていることが金額で把握し、実感できれば、さらに2人のモチベーションが上がるでしょう。
「貯まる」夫婦のヒミツの合言葉は、もしかしたら、お互いの意識を確認し合うために自然と出てきた言葉が定着したものなのかもしれません。
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