住宅ローンの借入/住宅ローンの基礎を学ぼう

住宅ローンのコスト!保証料と団信保険料(2ページ目)

住宅ローンを借りると、さまざまなコストが発生します。そのうち、保証料と団体信用生命保険料については、かかるものとかからないものがあります。負担も大きいだけに見逃せません。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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保証料のキホン

キホンをおさえよう!
キホンをおさえよう!
保証料は、かかるケースとかからないケースがあると前述しました。保証料がかからないとはどういうことでしょう?

答えはシンプルです。借入れにあたって機関保証を要するにもかかわらず、保証料がかからないことはありません。保証料がかからないのは、機関保証が借入れの条件となっていないということです。

以前は、機関保証を求められるのが一般的でしたが、今はさまざまです。フラット35は機関保証の形をとらないし、ソニー銀行や新生銀行でも不要です。それに対して、三井住友銀行をはじめとするメガバンクなどは、機関保証を条件としています。

参考までに三井住友銀行の保証料の例を載せておきます(100万円あたり、外枠方式の場合)。
元利均等返済方式 借入期間25年で1万7254円~、35年で2万620円~など
元金均等返済方式 借入期間25年1万3908円~、35年1万6329円~など

団信保険料のキホン

団信保険料も、保証料と同じで、かかるケースとかからないケースがあります。しかし、機関保証とは違って、団信には加入するのがキホン。加入者が保険料を負担するケースと、しないケースがあるということです。

団信保険料を負担するものとして代表的なのは、フラット35です。これに対して、多くの金融機関では、団信保険料を金融機関の負担としています。

参考までに、フラット35の団信保険料を載せておきます。
1.100万円を35年、金利1.54%、元利均等返済で借りた場合 69,500円(1年目3,600円)
2.100万円を20年、金利1.31%、元利均等返済で借りた場合 38,000円(1年目3,600円)

いかがでしたか?保証料も団信保険料もかかるとかからないでは大違いです。借入れの検討にあたっては、何がかかって何がかからないのかをしっかりチェック。支払利息や事務手数料を含めた総コストを確認しましょう。

【関連リンク】
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