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住宅ローン入門  住宅ローンの金利の仕組み(3ページ目)

変動金利や固定金利、固定金利選択型など、住宅ローンの金利にはいくつかのタイプがあります。金利の低さだけで選んで失敗しないよう、各種金利の基本的な仕組みをまとめてみました。

大森 広司

執筆者:大森 広司

マンション入門ガイド

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■ほかにもある変わり種金利

 このほかにも、例えば一部の都市銀行などには上限金利付きの変動金利というタイプもあります。これは5年間や10年間などの期間中は金利が上昇しても上限金利より上がらない仕組みのもので、その代わり当初の金利は通常の変動金利より高めです。また、東京スター銀行では預金が増えるとローン金利が下がる預金連動型というタイプの住宅ローンを扱っています。このほか、三井住友銀行の超長期固定金利のように、返済期間が短いほど金利が低くなるタイプの固定金利を扱っているケースもあります。


■金利が上昇しそうなら固定金利で借りるのが原則

 固定金利や固定期間選択型の長期固定タイプは当初の金利が高めですが、長期にわたって金利上昇の心配がない点がメリットです。「今は低金利だがもうそろそろ金利が上昇しそうだ」という時期には固定金利で借りるのが原則でしょう。逆に金利が高い時期に固定金利で借りると損をすることになりかねないので、変動金利や短期固定タイプで借りておくのが一般的といえます。いずれにしろ、金利の先行きを予測するのは困難なので、無理をせずに余裕をもたせて金利を選ぶことが第一です。

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