住宅ローンの借り換え・返済/住宅ローンの繰り上げ返済まるわかり

繰り上げ返済の利便性を徹底比較!(2ページ目)

住宅ローンの返済方法として、繰り上げ返済もメジャーな方法となってきています。繰り上げ返済は手数料以外にも、手続きの方法などにも違いがあります。繰り上げ返済を重視するのであれば、利便性についても検討しましょう。

高田 晶子

執筆者:高田 晶子

住宅ローンガイド

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手数料だけじゃない、繰上返済機能のチェックポイント

繰上返済で、多くの人が注目しているのが、手数料です。しかし、マメに繰上返済を行いたいと思っている場合には、手数料以外にも、チェックしておきたいポイントがあります。

●手数料
通常、5千円から3万円程度の手数料がかかります。手数料がかかる金融機関でも、インターネットバンキングを利用して手続きをすれば、半額になるなどのサービスを行っているところもあります。一部の金融機関では、繰上返済手数料無料というところも出てきています(主な手数料無料の住宅ローンは、次のページでご紹介します)。

●最低金額
多くの金融機関では、1万円以上としています。中には、1円からという金融機関もあります。一方、繰上返済手数料が無料という点でも注目されているフラット35は、繰上返済は100万円以上となっています。つまり、余裕資金として100万円が貯まってからではないと、実際には、繰上返済はできません。貯蓄が苦手な人にとっては、少々厳しい条件かもしれません。マメに実行したいと考えている場合には、最低金額が小さい商品を選ぶほうがよいでしょう。

●実行時期や手続き
通常、繰上返済も、毎月の返済日などの約定返済日に行う場合が多くなっています。そして、その申込みも何日前までにという規定がありますので、確認しておきましょう。思い立ったときにすぐに行いたい、と考えるのであれば、店頭に行かずとも、インターネットや電話で申し込みができる金融機関がお勧めです。また、約定返済日以外でも実行できる方が、少しでも早く繰上返済できることになり、利息軽減効果も大きくなります。

繰上返済手数料が無料の主な金融機関は次のページで。
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