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加入した保険を続けられなかったその理由?(3ページ目)

自分が死んだ時や、病気やケガで入院などをしたときのために加入した保険なのに、自分が死ぬ前に保険が先に死んでしまった人がたくさんいます。何故そうなってしまったのでしょうか?

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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結婚を期にパートナーからやめろと言われた

夫から「そんなの払いたくない!」の一言
夫から「そんなの払いたくない!」の一言
  • 5年前に貯蓄性のある終身の医療保険に加入。今年結婚と同時に仕事を辞め、収入がなくなったので医療保険の保険料支払いを夫の銀行口座からに変えて継続しようとしたところ、夫から「イヤだ!高いしそんなの払いたくない」と言われ、泣く泣く解約してしまった。

独身時代から安心のために終身保障の医療保険等に加入していた人が、結婚を期に解約するケースが多く見受けられます。パートナーが保障の大切さを理解していないと、残念ながらこのような結果になってしまいます。

結婚すると必要とされる保障も変る事が多く、独身時代の保険をやめて新たに加入しなおすのは別に悪い事ではありませんが、加入している保険の内容を確認し、2人できちんと話し合ってから、継続するか解約するかそれ以外かを判断した方が良いと言えます。

沢山加入し過ぎてしまった

  • 保険の営業担当者から既に家族の保障や医療保障など一通り加入しているが、ある時営業担当者から「今月あと1件契約が取れると会社で表彰されるのよ!良かったら貯蓄として養老保険にひとつ入らない?」と言われ、ついつい加入。翌年も同じような誘いを受けてまた加入し、気がついたら年間の保険料が100万円を超えていて、さすがに払いきれず解約となってしまった。

まれに人が良すぎて営業されるたびに保険に加入している人や保険マニアと思えるような保険好きな人もいます。ただいくらお人好しやマニアでも、度が過ぎると保険料の支払額が多くなり過ぎて、継続できなくなる場合があります。身の丈にあった内容で我慢しておきましょう。そして、必要ない保険は加入しないという判断もできるようにしておきましょう。

たまに「うちの主人は1億の保険金がかかっているのよ。オホホホ!」と保障額を知人に言い触らしている人がいますが、万一時に必要な保障が1億ならまだしも、自慢する為に保険金額を必要以上に大きくしているのでしたら問題です。この場合は継続していけるとしても必要以上の部分はすぐにやめた(減額)方が良さそうです。


保険を続けていくうえで障害となるような不測の事態は誰でも起こりえます。ただ同じように病気やケガも起こりえます。安心した生活を送っていくために、この機会に保険の大切さを再確認しておきましょう。

※各例はそれぞれの内容をわかりやすくイメージするために書いており特定の実例に基づいているわけではありません。



【関連リンク】
そもそも何で保険に入る必要があるの?(All About 医療保険・医療費)
2分でわかる医療保険の基礎!(All About 医療保険・医療費)
保険見直しの落とし穴2 怖い死亡保障解約(All About 生命保険の見直し)
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