もし一家の収入が途絶えることになったら……
最近、小さいお子さんがいるにもかかわらず、死亡保障を解約してしまう家庭が増えています。保険見直しでも最も避けたい落とし穴が、安易な死亡保障の解約といえます。貯蓄も無い、資産も無い家庭の収入が突然途絶えたらどうなるとおもいますか? 良かれと思った保険の見直しが実は全く逆効果だった。そんな結果を招きそうな家庭が今増えています。

今回はそんな保険見直しの落とし穴について考えて見ましょう。

死亡保障が皆無

生命保険の見直しの相談を受けていると、最近かなり増えてきているのが、夫婦の死亡保障が無く、医療保険のみ加入している家庭です。もちろん小さなお子さんも2人、3人いる家庭です。

貯金があればいいのです。貯金が……しかし、最近住宅ローンを組んでマイホームを購入し頭金に殆どつぎ込んでしまっている家庭が非常に多いです。

そこで質問します。
「ご主人が突然、脳梗塞のような突発性の病気で亡くなったときどうしますか?」
「…………」

もちろん、「実家に帰ります」「私が働きます」「親の資産があります」という方は問題ないでしょう。「仕事なんてそんな簡単に見つかりませんよ」なんてことは言いません。働くという気構えさえあれば私は良いと思っています。

問題は沈黙してしまった奥さんです。

死亡時……いったいいくら必要なのか?

人が死ぬということは大変お金が掛かります。考えたくありませんが葬儀も、本当に身内だけの密葬で無ければ少なく見積もっても300万円は下らないでしょう。それに、働き盛りで社会とのかかわりが強いお父さんだったら、まず密葬は考えにくい……。

そうなると死亡によって必要なお金は400万円から500万円は覚悟しておいた方が良いでしょう(ガイドも最近実父を亡くし、今まで、多くの方の必要補償額について考えてきましたが、やはり自分のことではなかった、死後の整理資金や母の今後の生活について改めて、お金の重さを感じました)。

更に墓石、法事etc……小さなお子さんだってまだ幼稚園。仮に妻が働く覚悟をしていたとしても、仕事もすぐに高収入をたたき出すのはむずかしいでしょう。かといってライフスタイルを変えるのは親子ともどもかなりの苦労を伴うのは目に見えています。

ちょっと想像してみると、こうした最悪の状況は誰にでも思い浮かぶかもしれません。親の援助も期待できない、お金も無い、でも子供はいる。こんなとき、助けになるのは生命保険です。生命保険をおいて他に、手っ取り早く生活資金を調達できる方法は無いのです。

生命保険は他に方法が考えられないときにとても大きな意味と役割を持ちます。