生命保険や医療保険に加入するには、何と言っても健康であることが重要です。そして健康であれば、多くの保険商品の中から自らの意志で選択する事ができます。もし健康(保険会社等が求める状態)でなければ、加入できる保険商品がかなり限られ、選択する立場から選択されてしまう立場に変わってしまいます。

しかし、健康であれば選びたい放題かと言えば、実はそうでもないのです。保険会社等は健全な経営をしていく為に、加入を希望する人に対して、年齢や保険料、職業等による制限を設けています。他にも趣味や今後の海外渡航予定によっては制限を受ける場合があります。

今回は職業による制限と趣味による制限について取上げます。特にこれから就職する人や退職する人等は、事前に職業による制限とは何か、どのような内容なのか十分に確認しておきましょう!

保険加入者はみんな平等!

空手は制限の対象となりそう
空手は制限の対象となりそう
保険会社は健全な経営をしていくとともに、加入者に平等であることもとても重要です。平等であることが何故重要かイメージしてみましょう。

ある医療保険に自分を含めて10人が加入しました。職業は9人が一般の事務職で、Aさんだけプロのスポーツ選手です。加入後、Aさんが練習や試合で頻繁にケガをし、Aさんだけがその都度給付金をもらうようになりました。他の9人は健康であり、給付金をもらうことはありませんでした。

ここまでなら「スポーツ選手はケガが多くて大変だけど、頑張って!」と応援するかと思います。しかし、保険会社がAさんに給付金を払いすぎて資金不足となり、「全員の保険料を値上げします」「保障額を減らします」「経営破綻です」等と言ってきたらどう思いますか?

おそらくスポーツ選手ではなく、保険会社に対して怒るでしょう!保険会社としては、このような想定されるリスクを予め回避する対策を講じておく必要があります。そこで現在は、健康状態の優れない人には保険料を多く払ってもらったり、ケガの多い人が加入する場合には制限を設けたり等の方法をとっています。健康状態の優れない人については、告知書や医師による診査等で判断をしています。ケガについては、保険会社にとって将来誰がケガをするかを判断する事は困難なので、職業や趣味によって判断をしています。告知書に職業欄があるのはこの為ですし、趣味については営業担当者が確認することになっています。


どのような職業だと制限を受けるかは次のページで!