医療保険/がん保険の基礎を学ぼう

がん検診で発見されたがんの生存率は高い!(3ページ目)

がんの啓発活動に積極的なアフラックへ行き、がん対策について話を聞いてきました。そして、がん検診の大切さと、治療方法を選択できることの重要さを教えてもらいました。

松浦 建二

執筆者:松浦 建二

医療保険ガイド

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アフラック社員でも検診の徹底は難しい

アフラックは社員の検診に費用補助がある
アフラックは社員の検診に費用補助がある
次にアフラック社員の検診状況について聞いてみました。

ガイド:

アフラックはがん検診の内容が充実しているのですか?

鈴木さん:

当社の健康保険組合では、30歳以上であれば、がん検診を含む人間ドックを5万円の費用補助を使って受診できるほか、業務時間内の受診も可能など、制度内容や取り組みにおいて進んでいるほうだと思います。しかし、対象者全員が100%検診しているというわけではありません。がん保険を取り扱っている保険会社の社員でさえ、検診の100%徹底は難しいのだから、日本全体の受診率を上げるのは、かなり真剣に取り組んでいかなければ実現は難しいと思います。

ガイド:

どうして全員が検診を受けないのでしょうか?

永江さん:

検診を受けない理由としては、「自分ががんだとわかるのが怖い」とか、女性の意見で「男性の医者では恥ずかしい」等があります。女性の検診医が少ないので、医師の免許を持っていながら子育てなどの理由で医師として働いていない人を、パートタイマーでがん検診医として登録させてみたらどうかと言う意見も出ています。


ガイドは、がん検診や一般の健康診断等を必ず受けるようにしていますが、現実は特に若い人で検診よりも仕事を優先する人が多いようです。健康でないと満足に働くことができないことに気がつけば、みんな積極的に検診を受けるのでしょうが、なかなか難しいところですね。

最後にお二人から読者へ伝えたいがん対策への熱い想いを訴えてもらいました。
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