クーリング・オフ制度が利用できない場合もある
どのような医療保険やがん保険の保険契約(申し込み)でもクーリング・オフによって撤回できる訳ではありません。下記のような場合はクーリング・オフ制度の対象外となっています。- 保険会社が指定した医師の診査が終わっている
- 債務履行の担保の為の保険契約
- 加入している保険の内容変更
- 契約者が団体で一括式の保険証券が発行されている
- 法人を契約者とするような申し込み
- 保険期間が1年以内の医療保険やがん保険の申し込み
クーリング・オフの世話にならない為にも
優柔不断はよくないわね
クーリング・オフ制度は消費者保護の観点で有効な制度ですが、積極的に使うような制度ではありません。クーリング・オフをすると、申し込みの際に使った多くの紙が無駄になるので環境によくないし、申し込み行為に関係する人達(申し込み者も含めて)の労力も無駄になってしまいます。
医療保険やがん保険に申し込みする際は、十分に検討してから申し込みするべきであり、必要な保障と判断して申し込みをしたのであれば、きちんと継続させることが大事です。
もし申し込みの良し悪しが判断できないような時は、事前に親や友人等へ助言を求めてもよいですし、セカンドオピニオン的な意味合いで保険に詳しいファイナンシャルプランナーに相談してみてもよいでしょう。
※クーリング・オフ制度の内容は保険会社によって異なる場合があります。詳しくは各保険会社に確認してください。
【関連記事】
・ そもそも何で保険に入る必要があるの?
・ 医療保険って何を保障してくれる保険なの?
・ 2分でわかる医療保険の基礎!
・ 納得の医療保険選び!7つのポイント前編
・ 納得の医療保険選び!7つのポイント後編
・ どっちが良いの!?定期VS終身
・ 医療保険の保険料はどのくらいが適切?