定期と終身、どっちにしようかな?

定期と終身、どっちにしようかな?

医療保険やがん保険を選ぶ時に、保障期間をいつまでにしようか、また保険料の払込期間をいつまでにしようか悩む人も多いかと思います。

保障期間だけを考えたら誰でも当然終身の保障が良いと考えるでしょうし、保険料の払込期間だけを考えたらすぐに払い終わる期間が良いと考えるでしょう。しかし現実は、誰でも良いと考える保障が終身で払込期間が短期の設定だと毎月かなり高額な保険料を払わなければなりません。

保険商品の保険料は保障期間や保険料払込期間によってかなり細かく設定されています。保障期間と保険料にどのような関係があるのか、また保険料の設定や傾向はどうなっているのか4つのパターンで細かく比較してみましたので、自分にあったパターンの保険を賢く選ぶ判断材料として参考にしてみて下さい。

同じ保障でも保険料には大きな違いがある!

■比較する上での前提条件
ある保険会社の一般的な医療保険(保障は入院給付金と手術給付金と先進医療)をもとに、30歳女性と55歳女性が80歳まで加入し続けた場合の保険料推移を計算しました。

保険料の払い込みは月払い、更新タイプは期間満了ごとにまた同じ期間を自動的に更新するものとし、更新後の保険料は現在の保険料設定としています。実際の更新時はその時の保険料設定で更新となります。

■保障期間と払込期間の設定
保障期間が終身の場合の比較として払込期間を終身と60歳まで(55歳の場合は70歳まで)の2タイプ、それと一定期間ごとに自動更新していくタイプを2つの、計4タイプで比較します。
  • 終身払い 保障期間…終身/払込期間…終身
  • 60歳払い 保障期間…終身/払込期間…60歳(55歳女性の場合は払込期間70歳)
  • 10年更新 保障期間…10年/払込期間10年 10年ごとに更新
  • 20年更新 保障期間…20年/払込期間20年 20年ごとに更新

■月々の保険料
終身保障の2タイプは払込期間中に保険料が変わることはありませんが、更新していくタイプは更新のたびに保険料が変わります。

30歳女性の場合
  • 終身払い 4357円
  • 60歳払い 6410円
  • 10年更新 3117円(30歳~)/3237円(40歳~)/3957円(50歳~)/6167円(60歳~)/1万667円(70歳~)
  • 20年更新 3117円(30歳~)/4557円(50歳~)/1万2487円(70歳~)
55歳女性の場合
  • 終身払い 7947円
  • 70歳払い 1万4847円
  • 10年更新 4757円(55歳~)/8147円(65歳~)/1万3677円(75歳~)
  • 20年更新 5787円(55歳~)/1万5197円(75歳~)

同じ保障内容の保険でも保障期間や保険料の設定を変えると、月々の保険料は随分違います。30歳女性の場合だと、月々の保険料が最も安い10年更新と60歳払いとでは倍以上の開きがあります。55歳女性の場合では、10年更新と70歳払いで3倍以上の開きがあります。70歳払いは15年で終身保障の保険料を全部払うので、月々の保険料がかなり高くなるのは仕方ないといえます。

ただ、10年更新や20年更新の更新後の保険料をみればわかるように、最初の保険料の違いだけで選択をしてしまったら後悔することになるかも知れません。月々の保険料とトータルでの保険料は全く違うことがいえるからです。

支払う保険料の累計はどう推移する?30歳女性の場合はこちら55歳女性の場合はこちらをチェック!