糖尿病 人気記事ランキング(10ページ目)
2025年12月28日 糖尿病内でアクセスの多かった記事をご紹介します。
91位高血糖による糖化、老化を防ぐ科学(1)
糖尿病の高血糖が原因で起きる合併症は、老化のしくみと重複する部分があります。なかでもタンパク質の機能を損なう変化である「架橋説」(かけ橋:クロスリンク)は、「糖化は老化」の有力な証拠です。今アンチエイジング面でも話題になっているAGEsを中心に、解説しましょう。
糖尿病関連ニュース・最新情報ガイド記事河合 勝幸92位体系的な血糖自己測定(Structured SMBG)の勧め
血糖測定器はどのように使うかを知るだけでは不十分です。何のために使うかを理解しましょう。「How」から「Why」への発想の転換が糖尿病治療の上級クラスへのキーワードです。
A1C・血糖値管理・血圧計・血糖測定器ガイド記事河合 勝幸93位net carbs(!?) とカーブカウンティング
米国のアプリで加工食品の成分表をチェックすると「net carbs」という表示があります。net(正味の)carbs(炭水化物)とは何でしょうか? 一見すると日本語の「糖質」に相当するavailable carbohydrateと同じようですが、そうとも限りません。
糖尿病の原因・基礎知識ガイド記事河合 勝幸94位「やめられない止まらない♪」食べ過ぎの誘惑
カルビーのCMはいつでも鼻歌になりますが、スナック菓子の本家USAには、それこそ数え切れないキャッチコピーがあります。レイズのポテトチップス"Betcha can't eat just one"(きっと、一つじゃやめられない)、プリングルズのポテトチップス"Once you pop, you can't stop"(開けたら最後、止まらない)などがそうです。一つ食べたらホントに止まりません。
糖尿病の原因・基礎知識ガイド記事河合 勝幸95位血糖測定器を新しい機種に交換する目安は?
10年前の血糖測定器を特に不都合がないままに使っているけど、そろそろ新機種に交換しようかな? と考えている人は意外と多いと思います。私もその一人で、5年ほど前に同モデルの測定時間15秒の新型に取り替えましたが、すぐに滞在先のスペインで紛失してしまい、バックアップとして用意していた旧型を、そのまま使い続けてきました。なんとなく新しい物の方が正確なような気もするし、使い慣れた物も捨てがたいし、さて…。
A1C・血糖値管理・血圧計・血糖測定器ガイド記事河合 勝幸96位インスリン治療のスライディングスケールとは
インスリンには3つの投与法があります。食事の時のボーラスインスリンと食間や睡眠中の血糖をコントロールする基礎(ベーサル)インスリン、そしてもう1つ、食間や食前の高血糖を補正する"追加"インスリンです。詳しく解説します。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事河合 勝幸97位糖尿病の足病診療に関する調査で見えてきた現実 (1)
日本で初めて実施された『足病治療に関する患者・医師調査』で改めて浮かび上がったのは、わが国の臨床現場で直面している医師と患者の困惑と、足を守るための集学的治療を担う糖尿病内科、腎臓内科、循環器内科、血管外科、形成外科、整形外科、皮膚科などの連携の不十分さでした。
糖尿病の合併症(痛み・冷え・足の異常等)ガイド記事河合 勝幸98位糖尿病の足病治療に関する調査で見えてきた現実 (2)
足病変には必ず潰瘍(かいよう)の話が出てきます。潰瘍とは、普通は足底やつま先、足指の背などにできる痛みのない傷口の開いた傷のことです。加齢による足の変形や、たこ、魚の目が肥厚して強く圧迫して虚血になったり、「とげ」や靴擦れ、深爪などが炎症を起こして傷口が治りにくくなったりします。そんな時、あなたは最初にどの診療科へ相談に行きますか?
糖尿病の合併症(痛み・冷え・足の異常等)ガイド記事河合 勝幸99位予測が大事な糖尿病治療に!食物と血糖値のサイエンス
完治しない糖尿病の治療は、常に先を予測しながら管理していくものです。医師は病気がいかなる介入でどのような経過をたどるかを考えながら患者の5年先、10年先の合併症リスクを予測しています。患者も将来に漠然とした不安を抱えながらも毎日の血糖コントロールに努めています。糖尿病治療のキーワードは予測(prediction)ではないかと思っています。
糖尿病の原因・基礎知識ガイド記事河合 勝幸100位リンゴの木から見つかった糖尿病薬 SGLT2阻害薬
1835年、フランスの化学者がリンゴの木の根(樹皮)から、ある物質(フロリジン)を取り出しました。それはとても苦いもので、キナの木から発見したマラリアの特効薬キニーネや、ヤナギの木から発見したサリチル酸(アセチルサリチル酸、つまりアスピリン)を思い起こさせるものでした。これが180年後に糖尿病薬になる成分の先触れとは知る由もなかったでしょう。
糖尿病の経口薬・インスリンガイド記事河合 勝幸