健康管理
脳科学・脳の健康 新着記事一覧(14ページ目)
「ブロードマンの脳地図」の謎と魅力…脳科学者を魅了する理由
【脳科学者が解説】「ブロードマンの脳地図」は、100年以上経った現代でも高く評価され、多くの脳科学者を魅了しています。脳を52の領域に分け、いわば「脳の住所」を作ったものですが、脳の形態と機能を結び付けた「機能局在論」の助けになりました。少し専門的ですが、知れば脳科学がもっと面白くなる「ブロードマンの脳地図」の魅力をご紹介します。
ガイド記事シワだらけの脳の境界はどこ?大脳皮質のシワと部位を読み解く
【脳科学者が解説】大脳皮質は前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉の4部位に分けられますが、脳はシワだらけで、その境界は実はあいまいです。大脳のシワは医学的には「脳溝」(のうこう)と言いますが、このシワの特徴から、脳の境界が考えられてきました。まるで「手相」のような、脳のシワとその発見の歴史について、わかりやすく解説します。
ガイド記事ラムゼイ・ハント症候群とは…原因・症状・治療法
【脳科学者・薬学博士が解説】ラムゼイ・ハント症候群とは、顔面神経麻痺を生じる病気の一つです。ウイルス感染による帯状疱疹の一種で、みずぼうそうに罹ったことのある人は、どの年代でも発症の可能性があります。顔面神経麻痺の他、めまいや耳周辺の帯状疱疹などの症状が起こる理由と治療法、何より大切な予防法について、わかりやすく解説します。
ガイド記事ストレスで記憶障害に…PTSDなどで海馬が萎縮する原因・仕組み
【脳科学者が解説】感情を伴う経験は記憶に残りやすいものですが、あまりに悲惨な経験をするとPTSDに陥り、記憶障害を起こすことがあります。ストレスは外的刺激に対する体や心の応答ですが、脳の中で記憶の中枢として働く海馬は、強いストレスにより萎縮してしまうことがあるのです。ストレスに伴う記憶障害と海馬の関係を詳しく解説します。
ガイド記事吊り橋効果で記憶力が上がる?強い体験ほど忘れない理由
【脳科学者が解説】記憶は一様ではありません。特に嬉しかったことや怖かった体験などは、忘れずによく覚えているものです。感情の強さによって記憶が強くなる理由について、私自身が行ってきた研究を交えながら、わかりやすく解説します。
ガイド記事人の好き嫌いはなぜ変わる?恋愛の行方も決める「扁桃体」
【脳科学者が解説】私たちの脳は、好き嫌いを判断します。それは恋愛感情についても同じです。扁桃体は喜びや悲しみなどの情動の中枢ですが、好き嫌いの判断は本能だけでなく、経験に基づいて変化するのも特徴です。恋愛の行方をも決める扁桃体の役割について、わかりやすくご紹介します。
ガイド記事脳の海馬の働き・機能…記憶や空間認知力に深く関係
【脳科学者が解説】脳の海馬は、記憶の中枢です。私たちは、体験した出来事をきちんと記憶できるからこそ、環境に適応してたくましく生き延びていけるのです。脳の海馬のつくりと働きについて、わかりやすく解説します。
ガイド記事喉の渇きや尿の再利用…体内の水分量を守る視床下部のしくみ
【脳科学者が解説】命を守るために一番必要なものは「水」です。脱水状態も極端な飲みすぎも、命にかかわります。体内の水分量をうまく保つために、脳は体内の水分量を敏感に察知できるセンサーを持っています。複雑な仕組みをわかりやすく解説します。
ガイド記事視床下部にぶらさがる下垂体…構造と機能をわかりやすく解説
【脳科学者が解説】下垂体は脳下垂体とも呼ばれますが、視床下部につながり脳にぶら下がっている小さな器官です。脳内にありますが、実は脳ではありません。下垂体の前葉、後葉とは何か、また、視床下部の神経細胞が作る下垂体後葉ホルモン、視床下部が監督する下垂体前葉ホルモンについて、わかりやすく解説します。
ガイド記事「脳内ホルモン」は存在しない!神経伝達物質とホルモンの違い
【脳科学者が解説】ドーパミンやセロトニン、ノルアドレナリン、オキシトシンなどは「脳内ホルモン」だと思っていませんか? よく見かける表現ですが、これは造語で、科学的には大きな間違いです。実際には「脳内ホルモン」というものは存在しません。神経伝達物質とホルモンの違いと特徴をわかりやすく解説します。
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