ジョギング・マラソンガイド谷中 博史

自分のペースで走れない、歩行者や自転車との接触も怖い、仲間と一緒に走れない…、そんな状況にまで混雑度が増した皇居を逃げ出し、まだ空いている神宮外苑で走るランナーが徐々に増えています。それにつれて、ランナー向け施設もできてきました。

東京マラソン2011まであとわずか。今からできることは限られています。焦って急にたくさん走るのも故障の元。でもダイエットならまだできます。残り６週間、３kgやせて軽やかに完走を。

駅伝には個人レースでは味わえない、チームスポーツの魅力がいっぱいつまっています。大学駅伝や実業団駅伝は責任を背負う悲壮感が漂っていますが、市民駅伝は楽しさがいっぱい。楽しんだチームほどグランプリに近づく、そんな笑顔いっぱいの駅伝大会「au×adidas　EKIDEN　GRAND　PRIX」があります。

今年の注目ニューフェース大会として紹介してきた、小江戸川越マラソンと奈良マラソンが相次いで開催されました。予想通り、両大会コースの素晴らしさが高い評価を得たようですが、小江戸川越には大会運営に関して厳しい評価が。その要望は良い大会への指針でもあるようです。

ホテルに宿泊してランニング。そんなプランを用意したホテルがポツポツと出てきました。その中で、ゴージャスにしてラグジュアリーなプランが登場しました。コンラッド東京のランニングプランがそれ。確かに気持ち良～くランニングして疲れも取れ気持ちも癒されました。あなたも記念日のご褒美にしては？

マラソンには用意するものがいっぱい！大会らしさを彩るゲートや幕、パンフレット、チラシ、参加証などの印刷物、ナンバーカードなどの布物、お楽しみの記念品や賞品、さらにレース性を重視すると距離測定器具やストップウォッチも必要になります。どんなものをどう用意するか、作るとしたらどのように？　完璧でなくてもノープロブレム！

マラソン大会もマンモス大会にはマンモス大会ならではの良さ、感動がありますが、大規模になるほど個と個との親密さとか、手作り感が希薄になりがちです。一方で、手作りのぬくもり感いっぱいのミニ大会には、主催者や参加者一人ひとりの顔が見え、大会を作る楽しみ、参加者との交流の喜び、個性があります。

グアムは、日本からわずか3時間30分、それでいてハワイより南に位置し南島情緒にあふれています。円高で海外レース人気が高まる中、今回は10月17日に開催されたグアムココ・ロードレースをご紹介します。種目はハーフマラソンと駅伝。制限時間が緩やかで初心者にも優しい大会でした。

変幻自在の団体スポーツが陸上競技に！　そんなのあったかな？というあなたはまだまだ研究不足。それは駅伝。駅伝シーズンを前にして、初心者とベテランが一つのチームで挑戦できる市民駅伝の楽しみをご紹介します。

中医学や漢方の「未病」を治す「治未病」の考え方をマラソンに応用すると、疲労や消耗を減らすことができます。日ごろの生活上でも何かとお役に立ちます。