さいおんじ かつ
臨床検査の中で臨床細菌学、臨床薬理学、臨床免疫学を専攻しました。医学に関する幅広い知識をベースに、医学情報の洪水が起こっているインターネットの中で、正しい情報を提供する、ノアの箱船的なサイトを運営していきたいと思っています。
人類の歴史は常に病気との戦いです。近年も、忘れていた感染症が復活したり、日本にないはずの病気が発見されたりと、従来の医学常識が通用しない出来事が起こっています。インターネットの世界も変わりました。病名や医学用語だけでも数百万のサイトがヒットしますし、医学関係のQ&Aサイトもたくさんあります。分厚い医学書を開かなくても、無料でどこでも調べられるのが、21世紀の家庭の医学のあるべき姿でしょう。一方で、怪しい医学系情報も氾濫しています。医学的には危険なダイエット法や健康法を薦めるサイトも多く、医学情報の洪水状態の中で溺れそうな人が増えているのを感じます。誤った健康知識から、過剰な清潔主義や、ゆがんだ健康志向にも拍車がかかっています。微力ながら、この状況に歯止めをかけることに、貢献できればよいと思っています。ここでは専門の臨床検査を生かし、既成の医学常識に捕われない健康に役立つ家庭の医学を目指します。インターネットでは病気の確実な診断はできませんが、正しく使えば自分の健康や病気について知識を深めることができます。情報の洪水の中でノアの箱船的なサイトになりたいと思っています。
熱中症・脱水症予防に…梅干を使った自家製経口補水液
【医師が解説】暑さや運動量、体調などにより、体温上昇と身体の中の調整機能のバランスが崩れて様々な症状が起こる熱中症。循環血液量も減った脱水症の状態では、さらに危険を伴います。。熱中症予防のためにも脱水症予防が重要とも言えるでしょう。脱水症予防には塩分を速く吸収する経口補水液が有効。塩分を含む梅干しを利用した、手軽な自家製経口補水液の作り方もあわせてご紹介します。
インフルエンザの症状……38℃以上の高熱が特徴
風邪とインフルエンザの違いを知っていますか? インフルエンザは潜伏期間がほとんどない感染症です。咳・喉の痛み、倦怠感だけでなく、体温上昇が急激なのが特徴で、突然38℃以上の高熱が出た場合、インフルエンザを疑う必要があります。特徴的な症状について解説します。
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