きょうにん みゆ
生活者目線で漢方を追求! 手軽に作れる薬膳レシピのパイオニア
自身の体調不良が漢方で改善できたことを機に、本格的に漢方・薬膳の分野を学んできました。国際中医師・中医薬膳師の資格を活かし、「こころに漢方を、くちびるに薬膳を」をモットーに、身近な食材を使ったカンタン薬膳やわかりやすい漢方の知恵を紹介していきます。
酵素ドリンクを飲むと風邪をひく?!
“酵素ドリンクはダイエットにいい”などといわれていますが、薬膳的な見解をここでご紹介します。グリーンスムージーで冷え性になった……なんてアナタも必見です!
根菜類は体を温めるってウソ!?
大根やゴボウなど、地中でできる野菜は“カラダを温める”という説があるようですが、実は薬膳ではそうとも限りません。薬膳で考える根菜類の効能など、詳しく紹介しましょう!
【うるおい不足タイプの薬膳レシピ】豆腐のカニあん
カラダに必要な水分が失われると、のどが渇いたり、髪が乾燥したり、皮膚がかゆくなったり、のぼせたりします。体質もありますが、年齢や環境によって起こるケースもあります。体質チェックとともに、カンタン薬膳レシピの「豆腐のカニあんかけ」にもチャレンジしてみてくださいね!
大建中湯(だいけんちゅうとう)
主薬が山椒(蜀椒)で、乾燥した生姜(乾姜)など4味で構成されている「大建中湯」。冷えを改善し、お腹の痛みを和らげる漢方薬の代表です。
小建中湯(しょうけんちゅうとう)
虚弱体質の腹痛の処方で有名な「小建中湯」ですが、慢性胃腸炎、慢性肝炎、原因不明の発熱、習慣性便秘、夜泣き、夜尿症など、応用範囲の広い漢方でもあります。
【血行不良タイプの薬膳レシピ】サンマのバルサミコ
ストレス、冷え、運動不足……。血行不良の原因はひとそれぞれですが、薬膳では血の滞っている状態を「オ血(おけつ)」と呼んでいます。体質もありますが、寒くなる冬に起こりやすい症状でもあるので、体質チェックとともに、カンタン薬膳レシピにもチャレンジしてみてくださいね!
麻子仁丸(ましにんがん)
便秘に西洋薬を常用している方も少なくないようですが、漢方ではその人の体質に合わせているので、ムダに体力を消耗しすぎないのも利点です。今回は腹痛や下痢などを起こさず、乾いた便を出しやすくする代表薬の「麻子仁丸」を紹介します!
【暑がりタイプの薬膳レシピ】ゴーヤチャンプル
沖縄料理のゴーヤチャンプル。南国の料理だけあって、実は蒸し暑い夏にぴったりの薬膳料理なんです。また、暑がり、のどが渇く、のぼせがあるなどの「熱」タイプにオススメのレシピでもあります。体質チェックもあわせてご覧くださいね!
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)
芍薬甘草湯は、筋肉のけいれんやひきつりによく用いられる漢方薬です。芍薬と甘草は、こむら返り、胃痛、腰痛、排尿痛、痔の痛みなど、各種の痛み対策の漢方にほとんど配合されている生薬でもあります。
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