こばやし あやな
フィンランド在住。大学院で芸術教育学を学ぶかたわら、フィンランドと日本とつなぐライティング・写真撮影・現地語通訳ガイド業・翻訳などを行っている。
ヘルシンキ・ヴァンター空港を知り尽くそう
フィンランド旅行の玄関口となるのが、ヘルシンキ北部のヴァンター市内にあるヘルシンキ・ヴァンター空港。現在2つのターミナルがあり、数多くの航空会社の便が乗り入れする北欧有数のハブ空港です。手荷物検査を終えた先には、お土産購買欲を刺激する魅力的な国内ブランドのお店がずらり。出入国の手順や免税手続き、免税店やラウンジについてなど、知っておくと便利な空港情報をお届けします。
エストニア・タリン旧市街の人気観光スポット7選
タリンはエストニアの首都で、お隣のフィンランド人にとって気軽な日帰り旅行先として人気の観光地。世界遺産に登録されたタリン旧市街の最大の魅力は、入り組んだ石畳の路地をさまよいながらの美しい街並み観賞やショッピングができるところです。立ち寄ってじっくり楽しみたい観光スポットも点在しています。今回は数ある名所のなかから、タリンならではのマストスポット7ヶ所を紹介します。
ヘルシンキからの小旅行、タリン旧市街(エストニア)
フィンランドと同じユーロ通貨が使え、観光もショッピングも楽しい小旅行先、タリンの魅力とアクセスについて紹介します。ヘルシンキ港からバルト海をフェリーで南下すると、最速1時間30分ほどでバルト三国の一国、エストニアの首都タリンに到着。タリン港から10分ほど歩いた先のタリン旧市街は、ヘルシンキとはまったく雰囲気の異なるおとぎ世界のような中世の街並みを、コンパクトに見て回れるのが魅力です。
フィンランドの気候・四季と服装アドバイス
フィンランドは、夏と冬の寒暖差や日照時間の差で見れば、日本よりも四季がはっきりとした国と言えます。夏でも涼しいの? 冬はどれくらい寒い? 極寒下の観光は可能? どんな衣服を持っていけば安心?……聞かぬことには想像もつかないであろう極北国の気候と服装について、現地暮らし目線でアドバイス。
『かもめ食堂』ロケ地めぐりの楽しみ方
映画『かもめ食堂』をきっかけにフィンランドという国を知った、どっぷりハマった……という人は少なくないはず。『かもめ食堂』ロケ地めぐりは、今やヘルシンキ観光の定番コース。ロケ地情報も本やネットにあふれていますが、ただスポットに立ち寄るだけで満足するのはもったいない!そこで、撮影地のロケーションを紹介するだけでなく、より映画の空気を味わうための楽しみ方についてもアドバイスを加えてみました。
フィンランドのスーパーで買えるお土産図鑑
フィンランドのスーパーマーケットは、民芸店では見当たらないような思わぬ土産候補が見つかる、まさにお土産天国! 日本のスーパーに並んでいても気にもとめないような商品が、フィンランドらしさにあふれていたり、パッケージデザインが素敵だったりと、旅のお土産に早変わりしてしまいます。例えばこんなものが見つかりますよ、こんなものまでお土産に喜ばれますよ、といったヒントをご紹介します。
船乗りが愛した魚料理の老舗、ラヴィントラ・サルヴェ
地元の人が口をそろえて「魚料理をたべるならここ!」とおすすめするラヴィントラ・サルヴェ。昔ながらの味とオリジナルの調理法が守られるニシンフライは、年間2万ものオーダーがあるという超人気メニュー。かつては船乗りたちが通いつめていたという陽気な雰囲気の店内やテラスで、ボリューム満点の魚&肉料理を堪能あれ!2016 年秋に場所を近隣に移転したのでご注意ください。
これを飲まずに帰れない! フィンランドの有名ビール
フィンランド人がもっとも日常的に大量に飲んでいるアルコールといえば、ウォッカより断然ビール! 自宅やバーではもちろん、サウナのなかでもビールは欠かせません。国産ビールの銘柄も驚くほど多く、人によってかなり好みがわかれます。その数あるなかから、フィンランド旅行の間ににぜひ口にしたい代表銘柄3種をご紹介。さらに、フィンランドのビール飲み文化についてもレポートします。
ヘルシンキの世界遺産、スオメンリンナ島
フィンランドの世界文化遺産のひとつ、スオメンリンナ島は、ヘルシンキのエテラ港から市営フェリーでわずか15分で渡れる小さな島の連なり。ここは、かつてフィンランドを統治していたスウェーデンがロシアに対抗するため建設を始めた軍事要塞で、岸辺には今も砲台や石壁などが残っており、歴史ロマンに浸れます。また、地元の人にとっては格好のピクニック地としても人気の、自然豊かな島の楽しみ方を紹介します。
ヘルシンキから気軽に森林浴へ、ヌークシオ国立公園
ヘルシンキ中心街から電車とバスを乗り継ぎ、1時間あまりで入口に到達できるヌークシオ国立公園。首都圏にありながら、イメージ通りの「森と湖の国フィンランド」を存分に堪能できるハイキング地です。国立公園の広大な指定区域内には、全3ルートのメイン散策道が整備されており、所要時間や体力に合わせて距離を選ぶことが可能です。フィンランドに来たからには、森の美味しい空気を吸ってリフレッシュしてみませんか。
その道のプロ・専門家約900人
起用ガイドが決まっていない方はこちら