不動産売買の法律・制度
ガイド:平野の私的不動産用語集(13ページ目)
不動産の解説にはどうしても難解な専門用語が付きもの。しかし、いちいち用語集を探すのも面倒。そんな人のために、記事中の用語にリンクした不動産用語集を(のんびりと)作成中!
記事一覧
等価交換
ガイド記事平野 雅之等価交換【とうかこうかん】土地開発手法の一つ。マンションの等価交換では、土地所有者がその土地を売却して代金を得るのではなく、代わりにデベロッパーが建設したマンションの一部の部屋の権利を取得する。土地所有者は自らの資金を使うことなく新築建物を手に入れられるうえ、税制上のメリットもある。デベロッパーは土...続きを読む
登記簿
ガイド記事平野 雅之登記簿【とうきぼ】登記された内容を記載して法務局に備え付けられていた帳簿のこと。従来は土地の地番順、建物の家屋番号順の登記用紙がそれぞれバインダーで綴じられた帳簿(簿冊)だった。しかし、近年にコンピュータによる処理への切り替えが実施され、登記簿から磁気ディスク上の「登記記録」に置き換わっている。コン...続きを読む
登録免許税
ガイド記事平野 雅之登録免許税【とうろくめんきょぜい】登記や資格登録、許認可などを受けるときに国へ納付する税金。不動産の登記にあたっては、所有権保存登記、所有権移転登記、抵当権設定登記をはじめ、各種の登記にそれぞれ登録免許税が課税される。所有権移転登記や抵当権設定登記など、登記権利者と登記義務者(買主と売主、住宅ローン...続きを読む
内法計算と壁心計算
ガイド記事平野 雅之内法計算と壁心計算【うちのりけいさんとへきしん(かべしん)けいさん】建物の床面積を表す方法として「内法計算」と「壁心計算」とがあり、とくにマンションの場合にはこの2つの違いが問題となる。「壁心」は、壁の厚みの中心線に囲まれた面積を算定する方法で、マンションのパンフレットなどに記載される面積はほとんど...続きを読む
擁壁
ガイド記事平野 雅之擁壁【ようへき】敷地と道路、あるいは敷地同士の間に高低差がある場合に、その敷地境界付近に設けられる壁状の構造物。新たに切土や盛土をしたときだけでなく、古くからある崖の崩落を防ぐために設置されることもある。コンクリート擁壁や石積み・ブロック積みの擁壁が多くみられるが、その形状や基礎構造なども含めると擁...続きを読む
容積率
ガイド記事平野 雅之容積率【ようせきりつ】建築物の「延べ面積の敷地面積に対する割合」のこと。容積率の限度は、用途地域との組み合わせにより10分の5(50%)から10分の130(1300%)の間で指定される。2003年施行の改正法によって、容積率の上限値がそれまでの1000%から1300%へと拡大された。それぞれの敷地に...続きを読む
用途地域
ガイド記事平野 雅之用途地域【ようとちいき】都市計画における地域地区制度の中心的な役割をもつ規定である。現在、次の12種類の用途地域が定められている。ただし、名称が「住居専用」などとなっていても、決して専用ではないことに注意が必要。□第1種低層住居専用地域□第2種低層住居専用地域□第1種中高層住居専用地域□第2種中高層...続きを読む
融資利用の特約
ガイド記事平野 雅之融資利用の特約【ゆうしりようのとくやく】住宅の売買では買主が住宅ローンを利用することが多いものの、原則として売買契約を締結した後に金融機関に対して融資の申込みをしてからでなければ、正式な審査や承認がされない。そのため、融資が承認されなかったときは売買契約を白紙解除できるものとする特約を盛り込むのが一...続きを読む
融資手数料・事務手数料
ガイド記事平野 雅之融資手数料・事務手数料【ゆうしてすうりょう・じむてすうりょう】金融機関にとって住宅ローンは商品である。自社の商品を売るのに購入者から融資手数料を徴収する摩訶不思議な世界。保証会社に対する「保証事務手数料」の場合もある。民間金融機関の保証会社に対する「事務手数料」は金融機関ごとに異なるものの、都市銀行...続きを読む
直系血族
ガイド記事平野 雅之直系血族【ちょっけいけつぞく】当事者からみた場合に、父母・祖父母・曾祖父母、子・孫・曾孫・玄孫までの血族のこと。親子関係にあっては養親子の場合を含む。また、子については嫡出子であるか非嫡出子であるかを問わない。自分の配偶者の父母・祖父母・曾祖父母などは、血族ではなく「直系姻族」となる。続きを読む