不動産売買の法律・制度
不動産売買の法制度(16ページ目)
最低限知っておきたい住宅・不動産の法律について解説します。建築基準法や都市計画法、住宅品質確保促進法やその他法制度について、一般の人にも知ってもらいたいものを紹介します。
記事一覧
不動産の売買における「危険負担」とは?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.17】通常の不動産売買取引では、契約を締結してから実際に土地や建物の引き渡しを受けるまでに数週間~数か月がかかります。もし、この間に購入した建物が燃えてしまったら、その損害を誰が負担することになるのでしょうか?このような事態における処置を定めているのが「危険負担」で...続きを読む
中古住宅の瑕疵担保責任
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.16】最近では建物の評価制度や性能保証制度など、新築物件を中心に住宅取引の安心を高めるための法整備が進んでいるほか、新築分譲業者によっては独自の保証制度を取り入れている場合もあります。その一方で、中古住宅を売買する場合にはどうなのでしょうか?今回は、中古住宅に何らか...続きを読む
契約履行の着手とは何を指すのか
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.15】前回の≪手付金と申込み証拠金はどう違う?≫のなかで、手付放棄や手付倍返しによる契約の解除は「相手方が契約の履行に着手した後はできない」と説明しましたが、それでは「契約の履行に着手する」とは、いったいどのようなことを指すのでしょうか。法律的な表現では「客観的に外...続きを読む
都市計画道路のポイント
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.11】久しぶりに訪れた街で以前よりも幹線道路が広くなっていたり、今まで木造住宅が建ち並んでいたところにいきなり広い道路ができていたりした経験のある人も多いでしょう。これらはいずれも都市計画道路の事業施行によるものです。この都市計画道路にはどのような規定や制限があるの...続きを読む
不動産の売買契約で、あなたに関わる人々
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.10】ひとつの不動産売買契約が成立するまでには、さまざまな会社、機関、人々が関わります。あなたが不動産を購入または売却するときに、どのような人々がどう関与するのか、売買契約の裏側を知っておきましょう。□売買当事者当然ながら売主と買主は必ず関わりますが、これが複数だと...続きを読む
法務局ってどのようなところ?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.9】不動産の売買にあたり大きな役割をはたす役所として「法務局」があります。普段の生活ではあまり馴染みがないため、不動産の売買や特別な法的手続きを経験したことがなければ、法務局のことはよく知らないという人が多いかもしれません。法務局は法務省が管轄する国の役所であり、東...続きを読む
不動産業者を通さない「個人間売買市場」は成立する?
ガイド記事平野 雅之【ガイドの不動産売買基礎講座No.5】ある人から「不動産の個人間売買市場はできるのか」という質問を受けましたので、今回は少し話題を変え不動産取引の問題について考えてみることにしましょう。なお、不動産業者が仲介をしたうえで「売主と買主がいずれも個人」の場合を「個人間売買」と表現することもありますが、こ...続きを読む
公共下水道について知っておきたい基礎知識
ガイド記事平野 雅之身近にあるたいへん重要な施設でありながら、なかなか目にする機会のない公共下水道。売買契約の前に重要事項のひとつとして説明されるものの、よく分からないままで済ませてしまうことが多いかもしれません。今回はこの公共下水道について、不動産を売買する際にぜひ知っておきたい基礎知識や、事前に確認するべきポイント...続きを読む
Vol.1短期賃借権保護制度の廃止の理由 賃貸借の変化が家の値段を変える
ガイド記事平野 秀昭「あまり一般の方には知られていないようですが、この4月1日より「短期賃借権の保護」制度が廃止になります。これは、賃貸物件の貸主・借主に大きな影響を与えることで、大変な事態になるケースも考えられる制度廃止なのです。この賃貸環境の変化は、もちろん売買にも影響をもたらします。これから家を買おうと思っている...続きを読む
中古住宅買ったら雨漏り!知ってる?既存住宅保証制度
ガイド記事平野 秀昭■どうしよう・・・買ったばかりなのにトラブル発生!家を買おうと売物件を内覧し、決めたとしても、実際に住んでみたら水漏れはするわ、給湯器は故障していて使えないわ、あげくの果てに柱がシロアリにやられていて、「いつ崩れてもおかしくない・・・」なんて状況になると、笑うに笑えません。いくら中古物件だからといっ...続きを読む