将棋
将棋上達のコツ
将棋が上達するためのコツや考え方について、詳しく解説します。
記事一覧
終盤力を磨く「詰めスタ将棋」
ガイド記事有田 英樹大切なパート練習将棋は、指せば指すほど強くなる。経験値が上がるからだ。しかし、対局ばかりでは棋力アップにやがて限界がきてしまう。上達にはパート練習これ、将棋だけではない。どんな競技においても共通だろう。例えば、サッカー。試合だけでは上達はおぼつかない。だからこそパスの練習があり、ヘディングを繰り返し...続きを読む
手軽で簡単な『将星会式・3列将棋』で強くなる
ガイド記事有田 英樹詰め将棋は苦手。定跡書は読みたくない。棋譜並べは面倒だ。実際対局は時間がかかる。けれど、強くなりたい。上達したい。お気持ちはよくわかる。そんな貴方にピッタリの練習方法がある。それが『将星会式3列将棋』だ。これは、私が開いている子ども将棋教室『将星会』で実際に行っている練習将棋である。練習とはいえ、対...続きを読む
攻守を磨くトレーニング「陣組み将棋」
ガイド記事有田 英樹忘れてはいけない王の囲い代表的な囲いの一つ「美濃囲い」以前、私は「囲いの重要性」について記事にした。(関連記事「3匹の子豚から学ぶ王の囲い方」)将棋は「王将」を詰まれれば敗戦である。囲いとは、勝敗を決する「王将」を安全な位置に移動し、「金将」や「銀将」などの駒で守るシステムのことだ。過去記事で述べた...続きを読む
将棋の序盤感覚を磨くトレーニング~成り駒将棋~
ガイド記事有田 英樹パート練習が必要将棋の腕を上げるのに、実際の対局はもちろん役に立つ。だからと言って、対局ばかりしていればいいわけではない。たとえば野球。練習試合だけでは、選手のスキルアップは難しい。だから、彼らはキャッチボールから始め、素振り、ノック、シートバッティング、走塁など、試合という全体をパートに分けて練習...続きを読む
「飛・角」将棋パズル~じゃま駒と手順前後を知る
ガイド記事有田 英樹自分の駒に生き生きと動いてもらうことが勝利へ欠かせぬ条件である。駒と駒が連携し、チームワークよく働いてくれれば、言うことはない。ところがである。ところが、多くの場合は、自分の駒の動きをじゃまするのは、自分の駒なのである。相手の駒ならば取って進むことができるが、自分の駒は取ることができないからだ。身動...続きを読む
将棋の駒の利きを覚えて2筋の攻防を理解しよう
ガイド記事有田 英樹<目次>将棋の駒の利きを覚えよう!勝負は相手の弱点を攻める野球は右ねらいだ壁の強度を確かめよう最初から2枚の利きがある地点1手で2枚の利きを得られる地点2手で2枚の利きを得られる地点守りの構造欠陥「2三」4手あれば到達する「歩」覚えておきたい「2筋」の守り方2手で2点バリヤーを築く方法2筋の攻防を理...続きを読む
3匹の子豚から学ぶ王の囲い方
ガイド記事有田 英樹あなたは今からお出かけである。楽しいショッピングだとしよう。ウキウキである。そんな時にこそ、忘れてはいけないのが戸締まり。自宅のセキュリティーそっちのけでのお楽しみは不用心、泥棒に入られてしまいますぞ。将棋で大切なセキュリティー感覚実は、将棋を始めたばかりの人に多いのが、この不用心なのだ。「王将」と...続きを読む
将棋の棋譜記録、知っておきたい駒の動きの速記法
ガイド記事有田 英樹将棋も目と手で覚える?学習は目と手が基本小学生の頃、漢字を覚えるのに苦労した経験をお持ちだろうか?ガイドも、その一人である。その時、担任の先生はこうおっしゃった。「漢字は読むだけじゃなく、書けなきゃダメ」厳しいお言葉である。しかし、先生は次のようなアドバイスも忘れなかった。「漢字は、目と手で覚えるも...続きを読む
将棋で上達するために知っておきたい「駒得」の考え方
ガイド記事有田 英樹「わらしべ長者」というお話をご存じだろうか?子ども達に人気の現代に伝わるおとぎ話である。実は、この「わらしべ長者」に、将棋上達に通じるヒントがあると言えば、驚かれるだろうか?ご存じない方のために、あらすじを紹介しよう。わらしべ長者(画:ガイド)貧しい男が、夢の中で観音さまから「手に入った物を持って旅...続きを読む
将棋のポジショニングをサッカーに例えると?
ガイド記事有田 英樹上図「対局開始」上図を見ていただこう。これが、将棋のスタート配置だ。この並べ方をサッカーにたとえてみよう。これは、試合前のあいさつをするため、選手が整列した状態にすぎないのだ。それを忘れてしまうと、下図のようなゲームセットを味わうこともある。下図「あいさつのまま投了」下図は投了図である。もはや、王の...続きを読む