詰め将棋は苦手。定跡書は読みたくない。棋譜並べは面倒だ。実際対局は時間がかかる。けれど、強くなりたい。上達したい。お気持ちはよくわかる。そんな貴方にピッタリの練習方法がある。それが『将星会式3列将棋』だ。

これは、私が開いている子ども将棋教室『将星会』で実際に行っている練習将棋である。練習とはいえ、対局勝負をベースにしているので、子ども達は熱狂する。55才の私だって楽しめる。そして、確実に上達する。今回はこの『将星会式3列将棋』をガイドしよう。

将星会式3列将棋の効果

まずは効果である。
  1. 「歩」の使い方がうまくなる
  2. 「飛」「角」に頼らぬ将棋ができるようになる
  3. 駒の連携がうまくなる
  4. 「二歩」や「打ち歩詰め」という反則が少なくなる

別府市長と別府市ナンバーワンの3名

別府市長と別府市ナンバーワンの3名

いかがであろうか。願ったりかなったりの効果である。実際に取り組んでいる子ども達の腕前はグングン上昇した。

具体例をあげよう。今年度行われた3度の別府市小学生ナンバーワン決定大会(べっぴょん子ども将棋大会・外部リンク)。歴代チャンピオンとなった3名は、すべて『将星会式3列将棋』で練習を重ねた子ども達だったのだ。

浜田博別府市長と共に写ったご機嫌な記念画像をご覧いただきたい。 そして、明日の貴方のご機嫌な笑顔に重ねていただきたい。

では、その効果抜群の『将星会式3列将棋』をガイドしよう。

 

『将星会式3列将棋』のルール

ルールはいたって簡単だ。

開始局面

開始局面

(1)使用する駒は「歩」「銀」「金」「王」の4種類。
将棋をしたことのない人でも、たった4種類の駒なので動き方を簡単に覚えられる。ちなみに駒の動きなどの基本ルールは過去記事をご覧いただきたい。

(2)盤面は将棋盤の右側3列しか使わない。
図では、赤枠の場所だ。そこからはみ出して動くことはできない。非常にコンパクトにできてしまうのだ。

(3)3列の一番手前に左から「金」「王」「銀」を1枚ずつ並べる。(金と銀は左右を入れ替えて並べても良い。対局者の選択による)
その一段上に「歩」を3枚並べる。
そして、もう1枚の「歩」を持ち駒にする。

(4)相手の「王」を詰んだら勝ち。
二歩や三歩もOK(二歩とは同じ縦の列に2枚の歩があること)。ただし、その際は、できるだけ「二歩」と宣言すると良い。打ち歩詰めも良し。これもできるだけ宣言する。「できるだけ」というのは、対局のためというよりも、自分の練習になるからだ。これは後述する。あとは、将棋のルール通りだ。

かように、やり方は簡単である。ではなぜ、棋力アップに効果的なのか。解説していこう。