妊娠の基礎知識
妊娠の基礎知識アーカイブ(11ページ目)
妊娠関連のさまざまな情報をご紹介します。
記事一覧
うつ病?それともただのマタニティブルー?
ガイド記事河合 蘭マタニティ・ブルーズは出産直後で、すぐ消えるマタニティ・ブルーズ(マタニティブルー)はお産のあと2~3日後から起きることが多く、日本人女性でも25~50%に起きると言われる普通の現象です。病気ではないと考えられていて、治療の対象にはなりません。涙もろくなったり、不安や焦りが強くなったり、気分が変わり...続きを読む
産後3ケ月間はうつ病の危険期
ガイド記事河合 蘭ホルモンの変化が心の揺れを誘う周りからは「さぞかし幸せなはず」と思われているお産前後の日々。でも実はこの時期、女性にとっては、思春期・更年期と並んで精神不安定におちいりやすい時期なのです。原因はもちろん「ホルモンの激動」です。思春期、更年期、出産の前後という3つの時期の共通点は、女性ホルモンが激変す...続きを読む
将来の高血圧に注意
ガイド記事河合 蘭現在高血圧症の人が、若いときに妊娠中毒症だった率は高い。(平成6年度厚生省心身障害研究より)妊娠中の身体は「10年後の自分」?!妊娠中毒症は妊娠によって起きる病気なので、たいていは、赤ちゃんが生まれることで治ってしまいます。でも、そこで「もう、これでこの病気とはきれいさっぱりおさらばだわ」と思うのは...続きを読む
妊娠中毒症の原因は「免疫」が有力説
ガイド記事河合 蘭病院の検査室にずらりと並ぶ検査のコップ。中毒症は昔から妊婦の脅威ですが、謎はまだ解けていません。いまだに謎の病気妊娠中毒症は、妊婦さんにとってはまるで「ふとりすぎ」「塩分の摂りすぎ」が原因であり、妊娠中毒症の治療はカロリー制限や塩分制限であるかのように思われているふしがあります。でも、これらはみな、...続きを読む
「妊娠高血圧症候群」学会の定義
ガイド記事河合 蘭認識は変われど、これが、今も妊産婦死亡原因の上位を占める恐ろしい病気であることは変わりません。くれぐれも気をつけて頂きたいと思います。最後に、日本産科婦人科学会が2005年4月から施行する定義・分類の原文を掲載しておきます。もし、あなたが「妊娠高血圧症候群」と診断されたら、検査値を自分で理解し、医師...続きを読む
むくみ、蛋白尿
ガイド記事河合 蘭蛋白尿の検査。検査紙がどんな色に変色するかで、尿中の蛋白質量が判定されます。「むくみ」は生理反応-ただし無理は禁物むくみは妊婦さん全体の3割という大変高い率で起こり、最近、妊娠中の生理的反応だと考えられるようになりました。以前は、むくむと母子に悪影響があると考えられていましたが、データの上でそういう...続きを読む
「妊娠中毒症」から「妊娠高血圧症候群」に
ガイド記事河合 蘭妊婦健診の中でもとりわけ大切な血圧測定。血圧計は自動で測るタイプが普及し、自分で計測する産院が多くなりました。日本では妊娠中毒症の名称、定義などは日本産科婦人科学会が定めていますが、同会は、2004年夏に理事会でその変更を了承。2005年4月から実施に移されることが決まりました。その背景には、この病...続きを読む
出産・産後によく使われる漢方薬
ガイド記事河合 蘭日本でもお産の漢方薬としてポピュラーになってきた当帰。東京・目黒区にある漢方薬局・桑楡堂(そうゆどう)薬局顧問の邱紅梅先生(中医師)に、妊娠・出産・産後に活躍する代表的な生薬の効能をしっかり教えていただきました。中国3000年の歴史と邱先生の経験に裏打ちされた智恵の結晶というべきリストです。当帰(と...続きを読む
「妊娠脈」が自分でわかった!
ガイド記事河合 蘭中医学に魅せられて10余年、という高島系子さん。女性誌で、高島さんの漢方にまつわる記事を読んでいる方も多いはずです。フリーのライターとして、ひとつの魅せられたテーマを持つのは幸せなこと、と私は時々感じています。最近『妊婦は太っちゃいけないの?』を出した高島系子さんも、そんな、大好きなテーマを持つライ...続きを読む
中国女性の漢方の取り入れ方
ガイド記事河合 蘭フリーのライター高島系子さんのテーマは中医学(中国の伝統医学)、つまり漢方の世界。このとっても面白そうな世界と妊娠・出産の関わりをお聞きするインタビュー-今回は2回目です。初潮を迎えた女の子にナツメの力を伝えるナツメの実。日本ではエキスになって売られていることもあります。。(撮影協力・桑楡堂薬局)河...続きを読む