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インフルエンザ治療薬…タミフル・リレンザ・イナビル
インフルエンザの症状出現期間の短縮、症状の緩和に使われるインフルエンザ薬。タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタなどの各インフルエンザ薬の効果、使い方、予防効果、副作用、服薬の際の注意点などをわかりやすくまとめました。気になるタミフルの副作用等についても解説しています。
記事一覧
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インフルエンザ治療薬…タミフル・リレンザ
インフルエンザの迅速診断 迅速キットは目視で判断 発熱して、咳や鼻水などの症状があり、インフルエンザが疑われる場合、病院で迅速キットによる検査が行われます。鼻腔の拭い液、...続きを読む
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臨床医が考えるインフルエンザの治療法
冬に流行を起こすインフルエンザ。もともと健康な人であれば、インフルエンザにかかったとしても、ほとんどは1週間前後で自然に治ります。しかし、持病のある方やご高齢の方の中には、肺炎や脳症を併発して生命に重篤な影響を与えることがあるため、状況によってはインフルエンザ治療薬であるタミフル?やリレンザ?...続きを読む
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インフルエンザ吸入粉末薬イナビルの使い方・副作用
※2015年8月、イナビルに乳糖が含まれているため、牛乳アレルギーのある患者には慎重投与になりました。該当する方は受診の際に医師にお伝えください。インフルエンザ治療薬「イナビル」とはH1N1ウイルス。多くのインフルエンザ治療薬は、ウイルスのウニのような突起部分にある物質を阻害することで、ウイル...続きを読む
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点滴で投与するインフルエンザ治療薬「ラピアクタ」
インフルエンザ治療薬「ラピアクタ」とは……点滴で使用ラピアクタは1回の点滴で、タミフル5日分と同じ治療効果があると言われています2010年1月13日、塩野義製薬の「ラピアクタ(一般名:ペラミビル水和物)」という抗インフルエンザウイルス薬(インフルエンザ治療薬)が承認されました。ラピアクタは、そ...続きを読む
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新型インフルエンザの予防接種?大流行前ワクチンとは
新型インフルエンザウイルスに対するプレ・パンデミックワクチン(大流行前ワクチン)が開発され、医療従事者・検疫に関わる仕事(空港)・船員など、ウイルスによる感染の危険性が高い職種から優先して接種を行うとされています。そのワクチンの持つ意義を考えてみたいと思います。まずは復習 新型インフルエンザと...続きを読む
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タミフルの副作用・危険行動? 正しい使用方法とは
タミフル?を服用したとみられる中学生が自宅マンションから転落して死亡という、なんとも痛ましい報道がありました。抗インフルエンザウイルス薬は解熱する期間を短くするなど、インフルエンザ感染症に対して効果を期待できる薬剤ですが、異常行動以外の副作用が出現することもあり使用するには慎重を期するべきです...続きを読む
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タミフルが効かない…はウソ!?
タミフルに耐性を帯びたインフルエンザウイルスが確認されています。タミフルはもう効かないのでしょうか。インフルエンザにかかったら、どうすればよいのでしょうか。医療現場ではどのようなことが起きているかというと……?タミフルが効かない?抗インフルエンザウイルス薬タミフル、耐性化が進んでいるのは事実で...続きを読む
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お薬の基礎知識part12 インフルエンザについて
インフルエンザについてインフルエンザの予防は万全ですか?Q:これからインフルエンザの季節ですが、風邪とインフルエンザは何が違うのですか?また、予防接種や予防方法についても教えてください。A:お答えしますね。まず、インフルエンザと普通の風邪は、原因となるウイルスが違います。インフルエンザはインフ...続きを読む
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インフルエンザ治療薬「タミフル」とは?
タミフルは、2007年3月20日、厚生労働省より「原則的に10代には使用禁止」となりました。これまで、10代の投与に関して「投与に関係なく発症後2日間は注意して患者の様子をみておく」ということでしたが、12歳の男児の飛び降りによる骨折が二例報告されました。10代は体力があり親などが静止できない...続きを読む