インフルエンザについて

風邪
インフルエンザの予防は万全ですか?
Q:これからインフルエンザの季節ですが、風邪とインフルエンザは何が違うのですか?また、予防接種や予防方法についても教えてください。

A:お答えしますね。まず、インフルエンザと普通の風邪は、原因となるウイルスが違います。インフルエンザはインフルエンザウイルスによって、普通の風邪はアデノウイルス・ライノウイルス・細菌などが原因で起こるのです。

また、ウイルスの違いにより引き起こす症状も異なってきます。普通の風邪は、鼻水やのどの痛み・くしゃみ・咳などの症状で、熱もインフルエンザほど高くありません。インフルエンザは38度以上の高くて急激な発熱(1日から2日で一気に上昇する)が特徴で、頭痛・関節痛・筋肉痛を伴います。のどの痛みや鼻水などの症状もあります。

インフルエンザは短期間で広がる流行性があることも特徴で、特に11月~4月に流行します(空気の乾燥、低温、年末年始の人口移動の増加が原因といわれています)。症状が強いので、免疫力や体力のない高齢者や小児の方の重症化や死亡事例が報告されています。

治療について

インフルエンザの治療については、現在3つの薬があります。タミフル・リレンザ・シンメトレルです。

■タミフル
インフルエンザウイルスA型・B型に効果があり、カプセルの内服薬です。インフルエンザウイルスが増えるのを抑えます。詳しくは、「話題のインフルエンザ治療薬『タミフル』とは?」をご覧ください。

■リレンザ
インフルエンザウイルスA型・B型に効果があります。専用の器具を用いて、中の薬を吸い込むようにして服用します。吸入することでインフルエンザウイルスが増殖する気道粘膜の細胞に直接働きかけ、増殖を抑制する効果があります。

■シンメトレル
インフルエンザウイルスA型に効果があり、白い錠剤の内服薬です。この薬もインフルエンザウイルス(A型)の増殖を抑えます。

なお、これらの薬は48時間を越えると効果が低い、または効果がありませんので、効果を期待するには早めの服用が重要となります(入手には医師の処方せんが必要)。もちろん、どの薬にも副作用の可能性があるので、医師と相談の上、判断をしてくださいね。

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