糖尿病
その他の糖尿病の合併症(2ページ目)
高脂血症、慢性感染症、乳酸アシドーシスなど、その他の糖尿病合併症の症状、原因、検査法、予防法、治療法をわかりやすくまとめました。
記事一覧
糖尿病の病歴と比例? エスカレートする低血糖
ガイド記事河合 勝幸低血糖リカバリーは「15ルール」で。ブドウ糖15gで15分待て!です。人によっては「10ルール」もOK1型糖尿病でも2型糖尿病でも、病歴が長くなるとインスリンに拮抗(きっこう)し、血糖を上げるホルモンの分泌が不完全になります。これが低血糖からの回復を気付かないうちに妨げてしまいます。1型・2型の低血...続きを読む
糖尿病の合併症? EDの予兆と予防
ガイド記事河合 勝幸EDの予防あるいは回復はSEXだけの問題ではありません。より健康に、より満足できる人生への努力です。ある大学の糖尿病センターでのことです。自己管理プログラムに出席した2人の男性が隣り合わせに座っていました。一人は1型糖尿病と診断されたばかりの22歳の若者。彼は「糖尿病はEDになるので、かわいそうに子...続きを読む
糖尿病と皮膚トラブル・スキンケアの方法
ガイド記事河合 勝幸意外と多い?糖尿病者の皮膚トラブル糖尿病のハンドシンドロームに「祈る人のしるし、prayersign」があります。皮膚と腱の肥厚で指が真っ直ぐに伸びなくなります。見た目の異常がなく、痛くもかゆくもなければ、皮膚のことを考えることはあまりないでしょう。しかし皮膚科に行くと分かるとおり、実に多くの人が皮...続きを読む
糖尿病ケトアシドーシス(DKA)の原因・初期症状
ガイド記事河合 勝幸尿中のケトンを量(mg/dl)として表示するものと、small,largeと記述的に表示するものがありますはっきりとした自覚症状がでる前から糖尿病ケトアシドーシス(以下DKA)が忍び寄ってきます。自覚症状が出るまでは一般に24時間以内と言われていますが、インスリンポンプの故障の場合は6~12時間と短...続きを読む
糖尿病ケトアシドーシス(DKA)とケトン体チェック
ガイド記事河合 勝幸尿で調べるケトン体はアセト酢酸の濃度で、血液で調べるのはベータ=ヒドロキシ酪酸です。DKAの主体となるケトン体は後者です。日常のセルフケアを守ることがDKA予防のカギ。予防の基本は普段から規則的に血糖チェックを行ない、インスリン注射を体調が悪いときでも規定通りに守ること。その上で次のようなことに注意...続きを読む
クロムと糖尿病と心臓病の関係
ガイド記事河合 勝幸微量の『クロム』が糖やコレステロールの代謝に欠かせないことは、1959年にクロムが必須微量元素の仲間入りしたことでも分かります。クロムと糖尿病の意外な発見がありました。体内クロムレベルの低い糖尿病の心臓病者有力な糖尿病の医学誌DiabetesCare(2004,9月号、アメリカ)によると、糖尿病のあ...続きを読む
糖尿病と歯周病は持ちつ持たれつ
ガイド記事河合 勝幸ギネスブックによると最も多い伝染病は『風邪』ですが、最も多い病気は『歯周病』だそうです。『全世界で最も患者が多い病気は歯周炎などの歯周病である。地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない』―ギネスブック2001、きこ書房。TVコマーシャルでも花王が日本人女性の77.7%に...続きを読む
糖尿病者のEDは心筋梗塞の前兆?
ガイド記事河合 勝幸高血糖を始めとする糖尿病の諸症状は、全身の血管と神経を傷めてしまいます。血管と神経が傷むとED(勃起不全)になりやすくなります。ですから糖尿病者のEDは加齢と年数、重症度によって多くなります。今回は、EDが前兆になる重たい症状について、ご紹介しましょう。セックスのトラブルは心臓の警報?糖尿病者には色...続きを読む
糖尿病とうつ病
ガイド記事河合 勝幸NHKの公開講座『うつ病』で、一人のご婦人が糖尿病者はうつ病になりやすいかどうかの質問をしていました。講師の答えは、糖尿病とうつ病は直接にはかかわりのないこと、合併症などの不安や恐れが関与するかも知れないとのことでした。偶然ですが、DiabetesCare6月号(2001,24,1069-1078)...続きを読む
新しい合併症!? 糖尿病と難聴リスクの関係
ガイド記事河合 勝幸ポルトガルで耳たぶにさわると、料理なら「おいしい!」、女性なら「いかす!」というサインです。スペインでは逆の意味(頭にくっついて離れない=鬱陶しい奴)ですからご注意糖尿病と聴覚障害の関係は、はっきりしていませんでした。これまでも、関連しているという研究発表と、関連はないという研究発表とがありました。...続きを読む