糖尿病
その他の糖尿病の合併症
高脂血症、慢性感染症、乳酸アシドーシスなど、その他の糖尿病合併症の症状、原因、検査法、予防法、治療法をわかりやすくまとめました。
記事一覧
糖尿病とがん、この招かざる連鎖……なんとか予防を!
ガイド記事河合 勝幸糖尿病とがんを予防する食事は、魚、野菜、果物、全粒穀物を中心に。オリーブオイルを愛用すればまさにヘルシーな地中海型ダイエット!糖尿病だけでも、ほとほと閉口しているのに、働き盛りに更にがんの追い撃ちがあればそれこそ茫然自失となってしまいます。ところがエビデンスはこの2大疾患が併発していることが多いこと...続きを読む
糖尿病の隠れ神経障害の早期発見と治療 (2)
ガイド記事河合 勝幸瞳孔の反応も自律神経障害で遅くなります。急に明るいところや暗いところに移ると眼が順応できません。危険ですが治療することが出来ませんから日常の行動に注意しましょう。(photoはもちろん「目力」のイメージ、ボストンテリアです)体の奥深いところで神経は心臓の拍動から呼吸、食物の消化、排尿、発汗など生命を...続きを読む
糖尿病の隠れ神経障害の早期発見と治療 (1)
ガイド記事河合 勝幸糖尿病神経障害の針を刺す痛み、電撃痛、灼熱痛などは苦しみ以外の何ものでもありません。なんとしても予防しなくてはなりません糖尿病患者の3人のうち2人にあると推定される糖尿病神経障害は、しばしば自覚症状がないままに進行していきます。持続する高血糖がいろいろな原因によって神経細胞を障害するのですから、早期...続きを読む
なぜか糖尿病で合併症にならない人の共通点
ガイド記事河合 勝幸糖尿病患者の10~15%は合併症と無縁?どうして糖尿病合併症が起きるのかは真剣に研究されてきましたが、一方で血糖コントロールがよくないのに、なぜか合併症を免れている人たちもいます。その秘密の一端が見えてきました。意外かもしれませんが、糖尿病患者の10~15%は合併症になりにくいことが経験則から知られ...続きを読む
インスリンとアルツハイマー病(2)
ガイド記事河合 勝幸脳の健康のためには汗ばむくらいの運動が必要です。Shallwedance?前回の「インスリンとアルツハイマー病」の記事をまとめ始めた頃、奇しくもニューヨークタイムズ紙のonline版に「アルツハイマー病は3型糖尿病?」という記事(byMarkBittman)がアップされました。これは医学トピックスで...続きを読む
インスリンとアルツハイマー病(1)
ガイド記事河合 勝幸認知症予防には、人とのつながり、社会とのかかわりが大切です。2012年9月26日放送のNHK「ためしてガッテン」は、炭水化物の食べ過ぎによる脳の中の過剰なインスリンがアルツハイマー病を招く?!という話でした。「インスリン」という善玉ホルモンが犯人だった意外性がウリだったようですが、本当の黒幕の「イン...続きを読む
近ごろ病気がちなのは合併症の前触れかな?
ガイド記事河合 勝幸糖尿病があると、かかりやすくなる病気がある糖尿病に関する正しい知識が、毎日の健康管理に役立ちます糖尿病となんとか折り合いをつけながら60歳にもなると、あっちこっち具合の悪いところが出てきます。これは大事(合併症)の前の小事なのか、誰にも起こる老化に過ぎないのか気になります。知人の60歳の女性は1型糖...続きを読む
胃もたれ・むかつき・下痢・便秘も糖尿病の合併症!?
ガイド記事河合 勝幸糖尿病がある場合に注意すべき症状とは?1型糖尿病を20年以上治療している人の40~50%、長い2型糖尿病歴のある人の30~40%に胃の不全麻痺(gastroparesis)が起ると考えられています。これは自律神経障害の一つです。食後なのに低血糖になったり、予期せぬ食前の高血糖のある人はご注意ください...続きを読む
糖尿病+高血圧は危険! 注意すべきサイレントキラー
ガイド記事河合 勝幸糖尿病と高血圧(症)という2つのサイレントキラーの組み合わせは、血管に大きなダメージを与えます。諸悪の根源は遺伝と肥満による「インスリン抵抗性」。つまり、メタボリックシンドロームの仕組みと同じところにあります。わかりやすく解説しましょう。軽く見がちな高血圧に要注意!先進国では血圧の自己測定が増えてい...続きを読む
糖尿病治療の制約因子……低血糖の症状・兆候
ガイド記事河合 勝幸低血糖のリカバリーにはブドウ糖が最適です症状とは「自覚できること」、兆候とは「他の人が異常に気づくこと」を指します。言葉のもつれや、不自然な発汗は周りの人のほうが気づきやすいもの。人の介抱を受けるようなシビアな低血糖は危険です。低血糖さえなければ、もっと積極的な血糖コントロールができるのですから、低...続きを読む