糖尿病
糖尿病関連ニュース・最新情報(3ページ目)
糖尿病の新薬、最先端の人工膵臓技術、糖尿病に関する新たな研究発表など、糖尿病関連ニュース、最新情報はこちら。国内外で発表されている、糖尿病予防と管理に役立つ情報を集めました。
記事一覧
糖尿病とマグネシウムの意外な関係 糖尿病とマグネシウム
ガイド記事河合 勝幸マグネシウムはよく知られているミネラルですが、具体的なイメージはあまりありませんね。家庭菜園をしている人は、土のpH調節に苦土石灰(くどせっかい)を使いますが、『苦土』がマグネシウムを意味していて、そのマグネシウムは葉緑素の中心にあるミネラルですから、『苦土』を与えると野菜のグリーンがとても濃くなり...続きを読む
糖尿病薬がアルツハイマー病にも効果!?
ガイド記事河合 勝幸糖尿病患者もアルツハイマー病を予防したい!アルツハイマー病が脳神経系のインスリン抵抗性に起因するのでは?という論文をCloseUp!したことがあります。で、観察研究ですが、アクトスやアバンディアのようなTZD剤が効くのでは?という話があるのです。この薬が2型糖尿病の人がアルツハイマー病になるのを改善...続きを読む
悪玉LDLの"悪"の指標、アポリポ蛋白B
ガイド記事河合 勝幸大きさの比較。青がHDL、赤がLDL、黄がVLDLです。一番小さくて重いHDLが善玉なんです!表面のタンパク質構成が違うのでHDLは血管壁をすり抜けられません。アポリポ蛋白質とは欧米の糖尿病者の主な死因は心・脳の大血管症で、日本でも急増しています。これにより、悪玉コレステロールLDL-Cとは別の「ア...続きを読む
寝不足で糖尿病!? 眠りと血糖値の関係
ガイド記事河合 勝幸ストレスが糖尿病の原因の一つなのはよく知られていますが、わずか三日三晩「深い眠り」を妨げただけで、健常者でも血糖値が23%も上昇することがわかりました。これはもう糖尿病予備軍のレベルですね。睡眠不足から肥満や2型糖尿病、あるいは寝不足も寝過ぎも寿命が短くなるなど、過密スケジュールの中で生活している現...続きを読む
『低血糖』と『知能指数』
ガイド記事河合 勝幸1型糖尿病の子供達が『低血糖』で意識が混濁すると、『脳』にダメージがあるかないか心配です。でも学校の成績は病気よりも他の要因に影響されるようです。1型糖尿病の常として、血糖値の上下の変動が大きいのはやむを得ませんが、それが記憶力や言語能力に悪影響を与えないかどうかが問題です。今までの研究では"影響す...続きを読む
膵島移植、あれから一年
ガイド記事河合 勝幸インスリンを作るベータ細胞が機能しなくなってしまった1型糖尿病者にとって、膵臓移植は夢の世界です。でもカナダのアルバータ大学で成功した事例は、注目に値するものです。膵臓の中でも、ベータ細胞がある膵島(ランゲルハンス島)だけを精製し、それを大きな注射器で肝臓の門脈という太い血管に注入する方法です。カナ...続きを読む
父親の『糖尿病』と新生児の体重
ガイド記事河合 勝幸母親に糖尿病があると『巨大児』が生れやすいことはよく知られていますが、父親が2型糖尿病(後に発症しても)だと『低体重児』が生れやすいそうです。[BritishMedicalJournal2003;326:19-20]胎児の成長は母体の環境次第だと考えられてきましたが、遺伝要因も大きく影響するという発...続きを読む
緊急!採血器具の使い回しの注意と対策
ガイド記事河合 勝幸血糖検査用の微量採血の穿刺(せんし)器具や真空採血の「採血管ホルダー」の使い回しが社会問題になっています。今回は血糖測定の穿刺器具の取扱いについて解説いたします。「複数の患者で使いまわし」のリスク事件の発端は島根県のクリニックで外来患者に採血針を交換しないで複数回使用していたことから発覚しました。肉...続きを読む
[Low-Carb vs Low-Fat] 低炭水化物ダイエットの波紋
ガイド記事河合 勝幸ローファット、ローカロリー食にして『やせよう』というのはとても良さそうですね。問題はただひとつ、カロリー計算はとても面倒かつ不正確なので、結局なんの役にもたたないことです。少なくとも、いま食べているものを、量だけ減らして『やせよう』としても、ほぼ全員が失敗してしまうのは疫学的に証明されています。机上...続きを読む
世界糖尿病デー 子どもの糖尿病への警鐘
ガイド記事河合 勝幸サークルは生命と健康、スカイブルーは青空の下の全ての国の連帯今年も11月14日の世界糖尿病デーを記念して東京タワーや鎌倉の大仏がブルーにライトアップされました。テレビ放映もたくさんありました。世界糖尿病デーの広報にはなりましたがテーマは未達です。なぜ世界糖尿病デーのイメージカラーがスカイブルー(空色...続きを読む