不妊症
不妊症の基礎知識・治療法・薬
晩婚化、出産の高齢化と比例して増えている不妊症。不妊症の原因、検査法、主な不妊治療、不妊症の治療薬など、不妊治療を受ける前に知っておいてほしい、不妊症の基礎知識をまとめました。
記事一覧
医療機関での検査法
ガイド記事池上 文尋男性・女性の主な検査の流れ検査には問診や血液検査、超音波など色々なものがあります検査については最初に問診をするところから始まります。どんな病院でも同じですが、受付をしたら問診票を手渡されるので、そこに必要事項を書き込みます。最近では医療機関のホームページに問診票を掲載して、前もってそこからダウンロー...続きを読む
不妊の薬物療法
ガイド記事池上 文尋不妊治療で使われる主なお薬薬についての知識も知っておく必要性があります不妊治療で最もよく使われる薬剤は、「排卵誘発剤」といわれるものです。その種類は下記の通りです。・HMG(ヒト閉経ゴナドトロピン注射)・FSH(卵胞刺激ホルモン注射)・HCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン注射)・クロミフェン(経口)こ...続きを読む
不妊治療を受けたい!
ガイド記事池上 文尋不妊治療のための6つの基礎知識夫婦で相談した上で、お互いに協力して治療したいですね自分達で健康的な生活を送っているにも関わらず、子供を望んでから1年以上経過したご夫婦は、不妊治療の事を考えられることでしょう。しかし、さあ行くぞと思ってもどのようにクリニックや病院を探していいものか分からないし、どんな...続きを読む
妊娠できない10個の理由
ガイド記事池上 文尋妊娠に至るまでには多くのステップが必要です。女性側は排卵期で排卵して卵管采が卵子を確実にキャッチしないといけないし、男性は適正な数の精子を射精して精子を送り込まなければならない。そして女性側はその精子を選別しつつも、優秀な精子は卵管膨大部に到着するようにして卵子と精子の出会いを演出しないといけないわ...続きを読む
鍼灸は不妊に効果があるのか……妊活での鍼灸・効果
ガイド記事徐 大兼鍼灸は不妊に効果的と言えるのか…「不妊に効くツボ」の有無当然ながら、「鍼灸が不妊に効く」と単純に言うことはできません。まずは不妊の原因をしっかりと把握することが大切です2008年、『BMJ』(イギリス医師会雑誌)に掲載されたManheimer(1)の報告では、「胚移植前に鍼灸治療を受けることにより、...続きを読む
不妊治療開始時から体外受精をすべきか?
ガイド記事池上 文尋『初診で体外受精をしてほしい』と言われることが増えてきた先日、ある不妊専門クリニックの院長と話をしていたところ、こんな話をされていました。「この仕事をして20年を超えるけれど、昨年ぐらいから『初診で体外受精をしてほしい』と言われることが増えてきたんだよ」と。私も不妊治療に関わるようになって19年目に...続きを読む
安易に不妊治療を進めてよいのですか?
ガイド記事池上 文尋年々増える体外受精・顕微授精「あなたは不妊症ですね」と診断をつけられた時から「私って不妊なんだ、ガーン!」とショックを受ける方が多いのはご存じの通りです。でも不妊症という病気って他の疾患と根本的に違うところがあります。それは不妊症は「今現在、子供が出来ない状況にある。もしくは運悪く子供ができていない...続きを読む
化学的流産? 多くの人に起きうる生化学的妊娠とは
ガイド記事藤東 淳也生化学的妊娠とは(化学的流産とは)生化学的妊娠はだれにでも起きる可能性があるもので、流産とは考えなくてよいものです生化学的妊娠とは、妊娠反応が陽性となった後、超音波で子宮内に赤ちゃんの入る袋が確認される前に流産してしまうことです。一般的に「化学的流産」と言われることもありますが、医学的には「生化学的...続きを読む
不妊治療と出産とペットについて
ガイド記事池上 文尋このたび、赤ちゃんとペットを大事にするちょっとしたコツというテーマでセミナーが行われましたので取材に行ってまいりました。主催されたのは町田市のみむろウイメンズクリニック三室院長です。三室院長はオールアバウトの不妊症記事でもお世話になった多摩地区屈指の不妊専門クリニックの院長です。三室先生です!三室先...続きを読む
不妊治療新薬情報(ガニレスト・フォリスチム)
ガイド記事池上 文尋今年(2009年)、シェリング・プラウ社(元・日本オルガノン社)から不妊治療新薬「ガニレスト」が発売されました。以前紹介した「フォリスチム」にも新しい投与方法である自己注射が認められ、クリニックに通いにくい方も排卵誘発の治療を受けられるようになりました。上記の2つの薬剤についての取材をお伝えします。...続きを読む