自動車保険/自動車保険関連情報

なぜか保険金減額??? 搭乗者傷害保険

自分のクルマでケガをすれば必ず請求するはずの「搭乗者傷害保険金」。保険金請求時に「あれっ?」と思うことは意外とあるものです。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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Hさん(45歳、男性)は先日交通事故に遭った。信号待ちで停車していたところに後ろから追突されたのだ。

幸い(?)相手は良い人で事故でもめることもなく、過失割合0:100(自分が0)で、相手から十分補償を受けることができ、示談に関する話も問題なく進んでいる。

当然自分の保険は使うつもりがなかったが、知り合いに自分の保険も請求した方が得だよと言われ自分の自動車保険の搭乗者傷害保険を請求することにした(Hさんの保険には入院10000円、通院5000円がついていた)。

病院での入院・通院日数で計算したところ60万円位になりそうだったが、保険会社からは45万円を切る額の提示を受けた。

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今回は搭乗者傷害保険について考えていきましょう。搭乗者傷害保険とはその名の通りその車に搭乗している人のケガ(傷害)の保険です。その車に搭乗していて死亡した場合や入院や通院時の医療補償がついています。

今回の事例のケースで自分の過失がゼロで相手から100%の補償を受ける場合、自分の保険は使わないという方もいると思いますが、搭乗者傷害保険は請求した方が得になります。
詳しくは
「知っておきたい!等級豆知識」
で自動車保険の等級制度について確認してください。

Hさんは入院と通院をしましたので、それぞれ日数分の請求をしたわけですが、何故保険金が減額されたのでしょうか?

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