セゾンカード会員専用自動車保険のサ―ビスを確認しておきましょう |
今日はこの「自動車あんしん保険」について検証してみたいと思います。最も注目したいのは「セゾンカード会員専用」の自動車保険であるということです。
自動車保険の自由化後、最近では通信販売の自動車保険がかなり浸透してきました。各損害保険会社の主軸の商品は「リスク細分型の自動車保険」です。
ゴールド免許、走行距離が少ない、レジャーで使うなど条件は色々とありますが、条件が合えば自動車保険料がより安くなるわけですから簡単に言い換えると事故の少ないユーザーがターゲットになっているわけです。
そこからさらにセゾンの自動車あんしん保険は、セゾンカード会員専用の自動車保険であると明確に言い切っています。つまりよりターゲットを絞っています。
セゾンカード会員専用自動車保険の特徴
1.使用目的(3区分)と走行距離(4区分)を反映させたリスク細分型自動車保険 2.年齢条件に高齢者不担保特約を新設(35歳以上70歳未満限定) 3.セゾンカード専用で、自動車保険料はすべて「セゾンカード」の支払いのみ |
他にも最近複雑になっている補償を簡素化したり、契約条件に関係なくロードサービス付帯、8月よりインターネット割引対応など色々とありますが、目についた特徴を挙げてみました。
年齢条件に高齢者不担保というのは目新しく、今後他社に動きがあるかは分かりませんが最近多くなった35歳以上という年齢条件にもまた変化があるかもしれません。保険料の支払いもカードのみというのも目を引きます。
カード事業と連携したセゾングループならではの自動車保険と言えます。もともと年会費が無料なセゾンカードですから潜在的なニーズも多いのではないかと思います。
注意点
セゾン自動車火災保険は首都圏を中心に北は山形や仙台、新潟、静岡そして西は大阪にしか営業拠点がありません。事故時の損害サービスセンターもほぼ同様です。
もちろん拠点がないから全くだめということではありませんが、自分の住んでいる地域にサービス拠点があった方がより安心感が高いことは確かです。
またリスク区分が2つだけですので、例えばゴールド免許などの人は他社の方が安くなる可能性はあるかもしれません。このあたりは年齢条件との兼ね合い(高齢者不担保)などもあるので一概に言えませんが、自分がどの条件にあてはまるのかは確認する必要があります。
このセゾンカード会員専用「自動車あんしん保険」もそうですし、あいおい損保が8月にレクサスオーナー専用の自動車保険の発売をすでに発表しています。今後こうしたターゲットを絞った戦略が増えていくことが考えられます。
こうした条件に該当する方は一度サイトをのぞいて参考にしてみてください。
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