家財の評価はどうするの?
家財はその家ごとに金額は異なりますので注意しましょう。 |
厳密には一つ一つのものを評価していくのが正確な方法です。ただ損害保険会社の方でも家族構成や年齢などから目安になるものを作成していますのでこれを参考にするといいと思います。
家財の話をするとたいてい「家にはそんな金額の家財はないよ」というケースが多いのですが、冷静に考えて計算してみると意外とあるものなのでこの機会に確認してみてください。
また家財の場合には明記物件に該当するものがある場合には注意しましょう。別途金額を設定して契約する必要があります。
店舗の商品や什器はどうする?
火災保険では店舗や事務所の契約もあります。商品や什器だけでなく造作などこうした商業用・事業用のものは保険目的として設定するべきものが多くあります。商品や什器などは経営者の方がいくらのものだったか一番よくご存知だと思います。忘れてしまっている場合には帳簿などを確認して損害保険会社・保険代理店などと相談してみましょう。
賃貸の場合の注意点
賃貸マンションなどにお住まいの方、どうやって火災保険に加入しましたか?部屋を借りるときに不動産屋さんで一緒に契約している人も多いのではないでしょうか?この手の保険はセットでパッケージになっていることが多く、借りる部屋の賃貸借の期間(例えば2年くらい)に保険期間も併せて設定されていることが一般的です。
つい安いものを選びがちですが、20歳の独身の人と40歳で家族3人の人が同じコースを選んだら適正な補償額とは言えません。家財の評価は前述の通り家族構成や年齢などである程度違ってきます。部屋を借りるときに保険のことはついでになりがちですが、このあたりのこともよく考えておきましょう。
損害保険ガイドから今日のポイント
- 時価額ではなく再調達価額を基準に火災保険の設定を考える
- 保険の更新時に金額の設定について再度相談する
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火災保険