自分の火災保険の補償額を確認してみよう
当たり前のように加入している火災保険。建物の保険金額(補償額)が2000万円とか家財道具が1000万円とか額はさまざまだと思います。しかし、例えばこの保険金額がなぜ2000万円なのか? などと考えたことがありますか?

はじめて家を購入した場合などは住宅ローンの融資額に合わせた金額になっていることもありますが、これなら根拠は分かります。

でも火災保険に加入しようと思って見積を頼んだら損害保険会社や保険代理店からだされた見積の金額でまぁこんなもんでいいだろうで契約していませんか?

今日は火災保険の保険金額(補償額)はどうやって決めているのか? つまり火災保険の評価の方法について考えてみたいと思います。

建物の火災保険評価の計算方法は2種類ある

建物の火災保険評価の方法には大きく分けて2種類あります。
  • 建築費(購入費)に年次別の指数をかけて算出する方法
  • 一平米当りの単価に建物の延べ面積をかけて算出する方法
建築費(購入費)が分かっていれば前者の方法が正確です。いま建てたばかりの家なら建築費が補償額になります(かける指数は1.00)。この指数は年次によって異なってきます。なかには建築費が不明なケースもあるでしょうからその場合にはその建物の構造から一平米当りの単価を評価して延べ面積を算出します。

再調達価額と時価額

前述の計算をもとに建物の評価をしていくわけですが、補償額の設定はこれまた2種類あります。
  • 再調達価額(新価額)
  • 時価額
専門用語になりますが再調達価額とは簡単に言うと新品の値段ということです。今年建築した家だろうが建築してから5年経っていようが、同じ構造・広さの家をいまもう一度たてたらいくらか?という値段です。

時価額は新品の値段である再調達価額から年数を減価償却させた値段でいわゆる時価です。それでは、実際に火災保険の契約をするときにどちらを基準にして契約をすればいいのでしょうか?

当然時価額の方が金額の設定は安くなりますから支払う保険料も安くなります。しかし万が一火災などで全焼してしまったときにいま住んでいる家と同程度の家に建て替えることができません。火災保険の契約では再調達価額を基準に考えるのがベターです。