損害保険/火災保険の基礎を学ぼう

時価よりも契約金額が少ないと何が問題?(4ページ目)

火災保険の契約の際に保険金額についてきちんと説明を受けていますか?時価額なのか再調達価額か、また実損てん補か比例てん補になっているかでもしものときに大きな差がでるのです。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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適正な契約金額で補償をつけましょう。
最近各損害保険会社が独自に販売している火災保険などの場合には、評価を再調達価額つまり新品の価格で契約するタイプのものも増えています。前述の比例てん補にならず契約金額を上限に実際の損害額を補償するというものです。

一般論を言えば時価額の一定割合以上(例の場合80%)で火災保険を契約していれば、部分的な損害があったときでも心配ありませんが、全焼・全壊した場合に現在の住まいと同じものを立て直したり、購入することができません。

火災保険も色々出ていますので、評価額と実際の損害があった場合の支払いがどうなるのかを必ず確認するようにしておきましょう。

損害保険ガイドから今日のポイント

事故が災害が起きたときに比例てん補で保険金の支払になると思っていたほどの補償が受けられないことがある(時価でも今と同じ家は立て直せない)。なるべくなら再調達価額で火災保険の契約をするようにしよう。


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