バイク保険の保険引受状況

バイク保険でバイクそのものの補償にはなぜ制約がある?

バイク保険でバイクそのものの補償にはなぜ制約がある?

最初にお話したように、クルマでもバイクでも自動車保険であることに変わりはありません。

但し、バイクの場合にはその特性上、クルマとは危険度が異なる部分があるのでバイク保険の引受について制限を受けることがあるわけです。

もう少し分かりやすくいうと、危険度の高いものについて何らかの条件をつける、あるいは保険の引受そのものをしないということです。医療保険などで病歴があるとか、クルマで交通事故の事故歴が多いとかいうのと同じ話です。

それを考えた場合、バイク保険の「賠償」「傷害」「車両」という3つの補償の中で特に制限が強いのがバイクそのものの補償である「車両」部分です。

ちなみに参考までにお話しておくと傷害保険の部分(具体的には搭乗者傷害保険)についても保険会社によっては制限がかかっていることがあります。事故や転倒した際のケガの危険度もバイクの場合はクルマと違うからです。

引受そのものをしないということはないと思いますが、継続契約か新規契約かなどの違いや具体的に補償額いくらまでという制限をつけているケースがあるようです。

ただ傷害部分の補償については、バイク保険にこだわる必要はないので、補償が足りないと思うなら傷害保険などに別途加入して補うようにしましょう。交通事故傷害保険などにするならさらに保険料は安くなります。

それでは肝心のバイクの車両保険はというと、実は引受そのものが結構キビシイのが現状です。

バイク保険の車両保険

それでは仮にバイク保険で車両保険の引受が可になったとします。引受してくれれば問題ないのかというとまだクリアしなければならない壁が2つあります。ひとつはコストです。もともとクルマの場合でも車両保険の保険料は高額です。

バイクの場合でも軽く保険料が倍くらい(契約条件によってはもっと)になるつもりでいた方が間違いないでしょう。もうひとつは補償の範囲。今日の記事の主旨はバイク保険における盗難補償ですからこの点についてです。

バイクを保険目的に自動車保険に加入して車両保険をつけたとする場合でも、一般的にバイクの車両保険では盗難による損害は「対象外」となっています。つまり盗難では保険がでないわけです。

車両保険に何を求めるかにもよりますが、盗難による損害がないと困ると考えているならこの点は必ずチェックする必要があります。これらのことから一般的な保険としてはバイクそのものの補償は使いにくいということになります。

それでもやっぱりバイクの盗難が心配……という方は次のページへ>>>