損害保険/火災保険の基礎を学ぼう

火災保険にはどんな種類の商品があるの?(2ページ目)

火災保険もその補償内容や用途などによっていくつかの種類があります。また現在では各損害保険会社オリジナルの火災保険も販売しています。火災保険商品の種類と内容について解説します。

平野 敦之

執筆者:平野 敦之

損害保険ガイド

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ここまで旧来型の各火災保険商品と各社オリジナルの火災保険についてお話しました。具体的な補償内容の違いについて比較してみましょう。
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<表の注意事項>
1※商品の盗難は店舗総合保険では補償されない。
2※オレンジは損害保険金、薄い黄色は費用保険金(違いは巻末のリンク参照)

各社オリジナルの火災保険と住宅総合保険を比べると○の数があまり変わらないように見えると思います。

実際には例えば何かが補償されるされないだけでなく、賠償責任保険について示談交渉が付帯されていたり、他に補償されている範囲があるなど補償は充実しています。各社独自なので一概に補償を比較できないため表は旧来型のものに合せています。

以前からの火災保険と比べてこんなイメージという風にとらえてください。

今後の火災保険商品動向

自動車保険に比べるとあまり手が付けられてこなかった火災保険ですが、改定の動きがでています。前述のように各社独自の火災保険だと水災の補償などを不要であればはずすことができます。

一部の保険会社がこれをもう少し進めて自分にとって必要な補償、必要でない補償を選択できるような火災保険の発売を始めています。今年は火災保険の改定の話もでてるようですからこうした動きに拍車がかかるかもしれません。

注意点としては当然不要なものを外していけば、当然火災保険料は安くなりますしそれを売りに営業するようなケースも出てくると思います。こんな時期ですし安さだけに目が向きがちです。不要な補償かどうかの判断はよく相談して検討するようにしてください。

損害保険ガイドから今日のポイント

火災保険の商品も古いものから新しいものまでいろいろある。内容を良く理解して保険料とのバランスを考えましょう。

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