おそくとも、45歳から始めたい老後資金準備
まず「教育費の負担が終わるのは○歳のとき」という環境を考えてみました。我が家の場合は、何歳か分かりましたか?次に「どうやら○○万円くらいは自分で準備する必要がありそうだ」というイメージを作ってみました。もっと老後のためには必要だと思えば金額を追加してもかまいません。
この2つの要素が分かってくれば、具体的な計画を建てる基本情報が手に入りました。40歳代はこれらの情報をもとにして老後資金準備の計画を建て、スタートさせていきたいものです。
というのも、50歳から慌てて始めるにはちょっと大変だからです。ですが、大きな金額も20年かければ準備するのはぐっとラクになります。たとえば1000万円準備する、としても、10年なら毎年100万円必要ですが、20年なら毎年50万になるということです。もし、利息や運用益の力を借りることができれば、もっと負担はラクになります。仮に3%でも毎年増やすことができれば、毎年の負担は36万円程度になるのです。
理想的には40歳から始めたいところですが、45歳からでもまだ大丈夫! 40歳代からの老後資金準備は、少額でもいいので具体的に実行に移すことが、何より大切、ということなのです。40歳代は確かにお金のやりくりは大変かもしれません。しかし、60歳になって、「え、足りないよ!」と困らなくてすむように、早め早めに老後のことも考えていってほしいものです。
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2004/11/30掲載30代から考える老後資金準備法!
2004/07/11掲載!35歳、老後のために3000万円!
2003/03/10掲載!45歳で老後を考えなければ遅い!
2003/02/20掲載!"35歳"までに自分の人生を描け!