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40代から考える老後資金準備法!(3ページ目)

前回の「30代から考える老後資金準備法!」に引き続き、FPフォーラムにおけるお話の続きをご紹介します。今回は40歳代編です。40歳で考えておきたいポイントを具体的に紹介します!

山崎 俊輔

執筆者:山崎 俊輔

企業年金・401kガイド

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必要な金額はどのくらい? ある程度イメージを固めていく

さて、次に40歳代で考えておきたいのは「どれくらい自分で準備すればいいか」というイメージ作りです。30歳代ではまだぼんやりとしているかもしれませんが、40歳代になればある程度のイメージを作ることができるはずです。

老後はどれくらいお金がかかるでしょうか? 仮に奥さんが3歳年下の家庭があったとします。年金生活は65歳からスタートする場合を考えてみます。平均的な年金生活者の生活水準は月額26.3万円くらいです。一人暮らしになると月額14.7万円くらいだそうです。平均余命を考えると、夫婦で18年、ひとりで8年くらいの老後の時間があります。すると合計しておよそ7100万円は老後の生活費がかかる、ということになります。仮に60歳から年金生活に入るのであれば、8700万円くらいは考えておきたいところです。

このうち、国の年金に期待できる分はどれくらいかといいますと、夫が会社員だった場合、夫婦で月額25.2万円くらい、ひとりで月額16.5万円くらい(遺族年金など)は受けられます。これも同じ年数で計算してみると、なんと6800万円くらいにはなります。つまり、65歳以降の生活については、国の年金があればなんとかやりくりできる、ということです。


とはいえ、この数字には3つの要素が含まれていません。すなわち、(1)65歳になるまでの5年間の生活費、(2)今後の物価上昇に伴う年金水準ダウン分、(3)ゆとりあるセカンドライフのための資金、の3つです。(1)の60歳代については少し年金が受けられたり働くチャンスがあることを加味して、1000万円、(2)については1000万円程度、(3)については1000万円程度、と考えると老後資金準備のとりあえずの目標は3000万円と考えてみてはどうでしょう?

ここから、退職金で期待できそうな金額を引き算すれば、とりあえずの目標が見えてくる、というわけです。

→老後資金準備を始める年齢はいつくらい?次のページへ
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