3 つかしん温泉 湯の華廊
大阪でも屈指の良い湯
高い評価 ここの湯は新鮮である。
炭酸を感知した 大量の掛け流し
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| 和風の黒い外観 |
大きな再開発のショッピングモールの中にある温泉。黒い壁の和風屋敷風の造りで立派な外観である。土曜の夕刻で込み合っていたが源泉の泉質および使い方は良い温泉であった。総計15690mgの食塩泉で温度も適温の47.4度である。
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| 源泉露天風呂 |
多種の浴槽があるがここは大きな露天風呂と熱湯と命名された小さな浴槽のみ温泉を使っている。大きな露天風呂は2ヶ所から源泉が掛け流されている。大きい浴槽なので湯の新鮮度が落ちるのは致し方ないが、湯口から供給される湯は新鮮で309mg含有されている炭酸味を感知できて新鮮さが判明した。新鮮なときは透明であるが、7.2mgもの鉄分の含有によって湯は茶色不透明に濁っている。塩味と少炭酸味と記録した。アンモニア（NH4）8.0mg 臭素13.3mgによる匂いはあまり感知できなかった。
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| 源泉湯口は新鮮 |
特記するべき点は熱湯浴槽である。47度ほどの源泉を小さな浴槽に掛け流しにしているのでかなりの熱い湯になっているがここが新鮮でこの施設の白眉であろう。やはり人気で小さな浴槽に多数の人が入浴しており少し待たなくては入れなかった。しかし熱湯浴槽なので入れ替わりが早く良く考えられていると思われた。松原天然温泉も同じような湯が掛け流しであるが一部循環もしておりここのような完全掛け流しは評価したい。泉質も16グラムほどの食塩泉は名湯が多く指宿や下加茂、小浜など良い湯が多く好きである。重曹分もHCO3 1675mg（11.0％）含有され深みを増していると思われる。
4 宝乃湯温泉 名湯宝の湯
弱い掛け流し 浴槽が小さいのでなんとか良さを保つ
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| 夜景の外観 |
宝塚に出来た温泉センター。1階が駐車場で2階が温泉施設という造りである。竹薮の裏に和風建築が建っており瀟洒な造りとなっている。スーパー銭湯のように各種浴槽がある。その中で露天風呂の奥の、一番小さな浴槽1つだけが源泉掛け流し風呂である。浴槽は析出物でコーティングされ黄色い陶器のようになっている。
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| 源泉露天風呂 |
源泉は37.1度の強食塩泉で総計25340mgのものである。毎分190リットルの湧出量であるが源泉は少量足されているだけである。もう少し多いと良いと思われる。しかし浴槽が狭いのと強食塩泉という泉質のためにその量でも源泉風呂の感触はある。浴槽が小さいので、ちょろちょろと足されている源泉でも人が入るたびにドッと溢れるのが良い。掛け流し量が少ないので温度が下がるため浴槽内で加熱されている。あま湯ハウスのように析出物が固まり貫禄が出た浴槽であった。浴槽内の新鮮度は少ないが、源泉湯口での感触は新鮮で、茶褐色、強い塩味と炭酸味、ほのかな硫黄臭と観察した。浴槽に流す源泉量から浴槽の大きさを考えたのは設計者の力量を感じるが、やはりあまりに小さすぎて混み合っていた。
※この記事に書かれている情報は2004年7月時点のものです。ご利用の際には最新情報をご確認ください。
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