台北/台北の中国茶・茶芸館

台北近郊の茶芸館(2ページ目)

茶畑が広がる『猫空』の茶芸館や、敷地600坪の優美な茶芸館など「行ってみたいけど、ちょっと遠そう……」と諦めていたかたにこそ行ってほしい、台北駅から20分~1時間移動すれば楽しめる素敵な茶藝館を紹介します

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

この時間のためだけに台湾へ。緑の中のティータイム

縁續縁景観茶坊
窓からの眺めも素敵。他に屋外のテーブル席もあります
ロープウェイに乗って、山の上にある茶芸館に出かけませんか? 『縁續縁景観茶坊(ユェンシーユェン ジングァンチャーファン)』はロープウェイの終点、猫空(マオコン)駅のすぐ近くにあります。

茶芸館の中央
映画『闘茶』にも出てくる観音像。後ろの白いカーテンの中が個室になっています
『縁續縁景観茶坊』の室内には鯉がゆうゆうと泳ぐ池があります。その池にある飛び石を渡っていくと、大きな観音像が置かれ、その周りを囲むように個室が並んでいます。夏でも心地良い風が入ってくるので、熱いお茶を飲んでも不思議と暑さを感じません。

 
お茶の時間
お茶請けは見本が運ばれてくるので選びやすい
一つ一つの個室の入り口には白いカーテンがかけられ、風の流れを妨げることなくプライベートな空間を確保します。まさに茶芸館の理想の形とも言える、贅沢な空間です。数人で集い、お喋りに花を咲かせるのにはぴったりの場所。もちろん、1人で訪れて、のんびり寛ぐのにもうってつけです。

 
お茶の時間
緑の中のティータイム。個人的には1番好きな茶芸館かもしれません
『猫空』イコール遠い場所、というのは過去の話。今は動物園駅から猫空までロープウェイで20分で行けるんですよ。それにこのロープウェイ、眺めが最高なんです!

秋口から春にかけては外のテラス席も気持ち良く過ごせる場所です。お茶がもたらす寛ぎの時間を、猫空でお愉しみいただけたらと思います。

 

茶芸館外観
ロープウェイを降りたらすぐ。黄色の看板が目印
<DATA>
■縁續縁景観茶坊(ユェンシーユェン ジングァンチャーファン)
所在地:台北市指南路三段38巷16-2號2樓(最寄り駅 猫空ゴンドラ 猫空駅)ケーブルカーに乗るには、MRT木柵線終点の『動物園』駅で乗り換え
TEL:(02)2936-7089
営業時間:10:00~21:00
定休日:月曜日(ロープウェイも休業のため)
地図:ここをクリックして、『台北市指南路三段38巷16-2號2樓』をコピー&ペーストしてご覧下さい
茶葉代:烏龍茶350元(約1,200円)、四季春茶300元(1,020円)など
お茶菓子:一皿100元~(約340円~)お湯(茶水)代 平日:屋内1人120元(約410円)・屋外1人100元(約330円)お湯(茶水)代 夜間及び祝祭日:屋内1人150元(約510円)・屋外1人120元(約410円) 

オーダー方法は台湾スタイル。茶葉は皆で1缶購入して、1人1人のお湯代を別に支払います。例えば日曜日に友達4人で来て烏龍茶をオーダーした場合は、茶葉代が350元、お湯代が4人で600元ですから合計で950元(約3,230円)で、1人当たり約800円ほど。しかし1人で行った場合は、茶葉が350元+お湯代150元で計500元(約1,700円)ですので、1人で行くと割高になります。ですが茶葉は75g入りですので(急須1杯で大体5g使用)、残った茶葉やお菓子は持ち帰ることが出来ます。

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます