台湾/台湾の観光

映画みたいな旅がしたい!『闘茶』を巡る旅(3ページ目)

7月から公開中の映画『闘茶』の雰囲気が味わえる旅に出かけてみませんか? 『闘茶』は京都と台湾を舞台とした、茶に心を奪われた人々とお茶の物話。台湾のお茶である東方美人や高山茶が香る様な旅をご提案します。

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

映画に出てくるお茶の学校のような『冶堂』(イェタン)に酔いしれる時間

楊と美希子
危ないところを楊に助けられた美希子は、お茶を飲んでリラックス。©2008 TEA FIGHT FILM ASSOCIATION

美希子が入学願書を出した、台湾にある中国茶の学校『茶舞(チャーウー)』は、奇しくも美希子を助けた楊(ヤン)と、八木を手助けする謎の美女・ルーファがかつて通っていた学校でした。その『闘茶』に出てくる学校『茶舞(チャーウー)』のような、静かな空気が漂うお店をご紹介したいと思います。

冶堂
いろんなお茶や茶道具が置かれた店内は、誰かの家に招かれたかのよう。
『冶堂』(イェタン)はグルメスポットが多い『永康街』にあります。住宅街の路地を入っていくので、こんなところに茶葉屋さんがあるのかと不安になるかもしれません。街の風景に溶け込むかのようにひっそりと建っているので、うっかり通り過ぎてしまいそうなくらいです。

冶堂茶葉
茶葉は300元(約1,050円)くらいから。写真は高山茶。200g1,200元(約4,200円)
こちらは茶藝館(中国茶カフェ)ではなく茶葉と茶器を扱うお店。ですが茶葉店というよりは、どちらかというとアンティークショップのような雰囲気です。店主の何健(フゥ ジェン)さんは中国茶文化を20年以上研究し続けてこられた専門家です。繊細な茶器でいただく高山茶は、清らかな味と香りが口に広がります。

展示されている茶器の中には何健さんがデザインしたものもあり、こちらも購入が可能です。

冶堂
『回留』という茶藝館の脇の道を入っていきます。
<DATA>
■冶堂(イェタン)
  • 所在地:台北市永康街31巷20之2號1樓(最寄り駅 MRT中正紀念堂駅、またはMRT大安駅)(タクシーでの移動が便利)
  • TEL:(02)3393-8988
  • 営業時間:13:00~22:00
  • 休日: 旧正月
  • 地図はここをクリックして、『台北市永康街31巷20之2號』をコピー&ペーストしてご覧下さい。
  • 最寄りのオススメグルメスポット:「冰館(ビングァン)」
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