台北/台北の中国茶・茶芸館

金品茶樓/台北のレストラン(2ページ目)

台北で小籠包も食べたいし、烏龍茶も買いたい! でも限られた時間の中で全部は無理かも? と思っていた方に朗報です。「あったらいいな」を形にした、上質茶葉と最高の点心とのコラボがついに実現しました!

保谷 早優怜

執筆者:保谷 早優怜

台湾ガイド

あの鼎泰豊で21年! ベテランシェフが料理長を務める厨房

張シェフ
張瑞慶さんらコックが働く姿は、ガラス越しに見ることが出来ます。
張瑞慶(チャン ルイチン)シェフは、台北で1番有名な小籠包の店『鼎泰豊(ディンタイフォン)』で21年間働いた後、料理学校の先生として台湾、アメリカ、日本、韓国などで7年間点心の作り方を教えてきました。

世界的に活躍されてきた張さんは、その技術を高く評価され『金品茶樓』の料理長に就任。張さんの作り出す点心の数々は、舌の肥えた現地の人々からも高い評価を得ています。

 

ぜったい食べたい、絶品メニューはこの6つ!

金品茶樓のメニューはどれも美味しいのですが、特におすすめしたいメニューをご紹介しましょう。

■小籠包(シャオロンバオ)
小籠包
酢を多めに入れた酢醤油でいただく小籠包。アツアツを召し上がれ
豚肉の餡を薄い皮に包み、せいろで蒸したもの。酢醤油でいただきます。皮の中に入った肉汁を逃さないようにレンゲに載せながらいただくのがコツ。口の中で肉汁がジュワーっと広がって最高に美味しい! 大変熱いので、やけどしないように気をつけてくださいね。150元(約520円)

 
■菜肉蒸餃(ツァイロウゼンジャオ)
菜肉蒸餃
おいしい野菜餃子、食べたくないですか?
野菜で作った蒸餃子、ただそれだけなのに、どうしてこんなに美味しくできるのでしょうか?

ぎゅっとつまった野菜は旨みがたっぷり! その美味しさは、この餃子を食べるためだけに台北に行きたいと思うほどです。150元(約520円)

 
■紫米焼売(ズーミーシャオマイ)
紫米焼売
紫米焼売は、ガイドのおすすめです
シュウマイの中に紫米が入っているのですが、超モッチモチで、味は絶品! 見かけのシンプルさからは考えもつかないような奥深い美味しさを秘めた実力派。絶対、頼んでみてほしいメニューです。150元(約520円)

 
■美味?方(メイウェイカオファン)
豚の角煮
この照り、艶がたまりません
ツヤツヤでトロトロの豚の角煮。中華料理の王道メニューですが、シェフのこだわりがぎゅっと詰まった味をぜひ堪能していただきたいです。貝の形をした、蒸したての白い中華パンが付いてきますので、その中に挟んでいただきます。角煮は食べやすい大きさにカットしてくれます。中華パン付きで320元(約1,100円)です。

 

■心太軟(シンタイルアン)
心太軟
心太軟は中国の江浙料理のデザート
「心が優しい」という意味を持つデザートは、棗(なつめ)でお餅を包んでシロップで煮たデザート。ほんのり優しい甘さはまさに『心太軟』という名前のよう。ただし一皿が結構多めなので、数人で分けるのがベストです。160元(約550円)

 
■美齢鬆?(メイリンソンガオ)
美齢鬆?
モチモチっとした重めの食感が特徴のスイーツ。甘さ控えめです。
蒋介石の妻、宋美齢が愛したというデザートです。せいろで蒸したケーキの中にこしあんが入っています。このケーキは蒸したてが美味しく冷めると硬くなってしまうので、テイクアウトで売っているのをあまり見かけないケーキですが、台湾では良く知られているスイーツです。60元(約210円)

次ページは、オーガニックもある、確かな品質のお茶についてご紹介します。
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