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二人のガイドが連動で大プッシュ!映画『頭文字D』 来日会見+インタビュー【前編】(3ページ目)

9/17公開の映画『頭文字D THE MOVIE』。来日会見とエディソ(高橋涼介役)、アンドリュー&アラン両監督のインタビューを掲載。後編ではジェイ、ショーンのインタビューをお届け♪

執筆者:阿多 静香

2005年8月29日、新宿でのイベント終了後、All About映画ガイドの南さんと一緒に単独インタビュー。目の前で見るとなおさらかっこいいエディソンなのであった。
あわせて、8/30に行われた合同インタビューの内容も掲載しちゃう。

エディソン・チャンのインタビュー(8/29分)


インタビュー画像
エディソン・チャン(陳冠希)は高橋涼介役

ガイド:
映画の日本公開、おめでとうございます。まずは感想をお聞かせください。
エディソン:
日本に来られてハッピーです。映画の撮影は、もう少し長くてもよかったかなあ。
映画の中の、美しい峠のカーブを見てください。使われたカーブは監督の選択だけど。
映画の出来は、みんなベストを尽くしての結果になっているよ。 

インタビュー画像
 

ガイド:
高橋レーシングチームの高橋さん直々に、ドライビング・テクニックを教わってどうでした?
エディソン:
いやー、難しかった。普段はオートマ車の運転だけだから、まずマニュアル車の練習をしてから撮影に入ったんだ。結局、4日間みっちり教わったよ。それでも、いざ撮影となると心配で。ショーンやアンソニーの方がドライビング・テクニックは上手だよ。

ガイド:
では、普段の車の運転に、今回練習したテクニックは何か活かされていまか?
エディソン:
僕はスピードを出すことにちょっと悲しい記憶があるんだ。13歳のとき、友達が交通事故に巻き込まれて重傷を負ったことがある。だから自分はスピードを出してとばさないし、安全運転を心がけている。
とはいえ、マニュアル車の運転を覚えられたのはいい経験になった。
あとは、普段走っているとき、レーシングラインを読むようになったことかな。どこをどう走れば早く行けるとかね。

インタビュー画像
 

ガイド:
香港で走っていて、どんな場所を運転するのが好きですか?
エディソン:
リラックスしたい時は、ビーチの近くを走るかな。あとは、トンネルの中でちょっとスピードを出して運転すると、イヤなことを忘れられる気がする。
僕にとってのドライビングは、メンタルな部分を開放する感じかな。

ガイド:
日本にも何度もいらしているし、ファンがどんどん増えると思いますが、そんなファンに向けてエディソンが出演した映画の中でオススメがあれば教えてください。
エディソン:
ファンが増えてくれることは、とてもラッキーなこと。オススメする僕の出演作は『プリンセスD』と『ジェネックス・コップ2』。

インタビュー画像
 

ガイド:
エディソンにとっての、映画『頭文字D THE MOVIE』とは?
エディソン:
香港映画の底力を見せられたようで、とても嬉しく思う。また、この映画でベネチア映画祭にも参加できて嬉しい。



インタビュー画像
 

ガイド:
Jayやショーンと共演してどうでしたか?
エディソン:
ショーンとは、2、3回一緒に仕事をしているけど、その度に成長がみられる、そんな部分にリスペクトしているよ。ショーンは出演する映画の選び方がとってもうまくて、そこもリスペクトできる部分。
Jayとは初共演だったけど、彼も初めてとは思えないうまさがあった。
あ、アンソニーは、はじめのうち怖くて近寄りがたかったんだけど、だんだん打ち解けられたよ。



エディソン・チャンのインタビュー(8/30分)


インタビュー画像
8/30は他媒体と合同取材。取材後撮影をした写真
合同インタビューの内容を簡単にまとめてみた。
 
  • 好きな車は、大きい車。レンジローバーとか。ただ、香港は狭いからこういう大きい車は買わないなあ。次に車を買う予定はないけど、別のところにお金を使いたいそうだ。
     
  • 今回、この映画『頭文字D THE MOVIE』に出演した理由は、クオリティの高い映画に出るという自分の考えと、あとは自分がマンガチックな人だからかなあ。
     
  • 映画『頭文字D THE MOVIE』では高橋涼介役をクールに演じた。そして、次に公開を控えている映画『同じ月を見ている』(11/19東映系にて公開予定)の役は、セリフが20フレーズほどと少なく、セリフではなくて体現するような役柄。日本語だけのセリフにもかなり疲労したし、鏡の前に立って体現することの練習を繰り返したよ。そして、映画『同じ月を見ている』は窪塚洋介くんの復帰作だから楽しみにしていてね。
     
  • 日本の印象は、おいしい食べ物がって、女性も素敵で、僕をエキサイトさせてくれる。富士そばやコンビニが多い、ロイヤルミルクティがおいしい、あとは香港にくらべて空気もきれいだね。
     
  • 出演したい作品は、簡単なものよりも必死になって役作りをしなくてはいけないような作品に出たい。テーマがしっかりとあったり価値のある映画に出たいと思っている。また、自分の代表作にもなるような映画に出たいし、香港映画に一役かえるようにもなりたい。
    今後一度はやってみたい役として、ジャンキー(薬物中毒者)、ゲイ、気の狂った殺人鬼かな。
     
  • 音楽、特にヒップホップが好きなんだけど、香港や中国のヒップホップはまだ知られていないから残念。今後、自分でも北京語でヒップホップを歌いたいと思う。これまでCDを出してきたんだけど、自分からすすんで歌っている感じが少なかったように思う。でも、ヒップホップをやってから、自分から歌ったなあと感じることができたんだ。
    僕にとってのヒップホップは、フィーリングだしハート! ヒップポップから学んだことが多くて、僕の先生的存在かも。僕の見た目からは想像できないかもしれないけど、ソールな部分はヒップホップに通じているんだ。
     
  • 以前と違って、周りの人がハッピーなら僕もハッピーと思えるようになった。自分に正直に、そして仕事に誇りをもったから。

    edison



    <関連リンク>
  • 【ガイド記事】周杰倫、来日会見&ミニ・ライブ
  • 【ガイド記事】映画『頭文字D THE MOVIE』特集【後編】~周杰倫、余文樂のインタビュー
  • All About映画(ガイド:南樹里さん) 「『頭文字D』製作発表会見」(2004年9月4日掲載)
  • All About香港(ガイド:矢澤有紀子さん)「期待大の香港映画『頭文字D』」

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