楽しい時間を過ごすためのパーティマナー
「レストランでのレセプションパーティ」の場合、お食事をしながら和やかにご歓談を頂くというのが一般的。バンケットルームなどと違い、そこはプライベートスペースではありません。レストランにより、明確に規約が出ている場合とそうでない場合がありますが、基本的には「周りにもお食事を楽しんでいらっしゃるお客様がいることを忘れない」ことが大切です。具体的な例を挙げて申し上げますと、写真撮影など、参列者の方が常にお席を立ち上がり、バシバシとお写真を撮り続けてしまうパターン。レストランの雰囲気などにもよりますが、特にディナータイムのフラッシュ撮影は歓迎されないことがほとんどです。また、レストランによっては、プロのフォトグラファーによる撮影が禁止されている場合もございますので、パーティの撮影依頼をお考えのカップルは、レセプション会場を検討する際にあらかじめプランナーに相談しておくといいでしょう。
※ 条件はレストラン側により急に変更される場合があります。
また、大きな声でのスピーチや唱歌といった行動も厳禁。判りやすく例えるとするならば、ロマンティックなレストランでデートを楽しんでいるところにお隣のグループがわいわいがやがやと騒々しく落ちつきがなかったら、ちょっと困惑してしまいますよね。ウエディング・レセプションに選ばれるような素敵なレストランですから、そのレストランでプロポーズをしようとデートをしているカップルがいるかもしれません。TPOを忘れずに素敵な時間を楽しんでください。
もし、プライベート感を重要視したければ、レストランに比べてお値段は少々張りますが、ホテルのスイートルームを貸切ってのプライベートパーティなどであれば、少人数でも形にできることがありますので、詳しくはプロデュース会社へお問合せ下さい。いずれの予約に関しましても、挙式をお申し込みのプロデュース会社に依頼すればお手配してくださると思いますので、お二人のご希望をプランナーに相談してみてくださいね。
レストランでできるウエディング演出のヒント
レストラン会場でもできるウエディングパーティの演出としてお勧めしたいのが、「ケーキカット&ファーストバイト」のセレモニー。ケーキカットというのは、みなさんご存知の通り、新郎新婦が一緒にウエディングケーキ入刀をすることですが、ファーストバイトというのは、新郎新婦のお互いがケーキを食べさせあうセレモニーのことを表します。これにはきちんと意味があって、新郎から新婦へ食べさせる一口には「あなたを一生食べ物に困らせません。」という意味が込められ、また新婦からの一口には「これからの生活の中であなたに美味しいものを食べさせてあげます」といったそんな誓いや願いを込めたセレモニーなのです。
<プランナーが本音で語る ハワイ挙式・成功の秘訣>