オーストラリア/オーストラリア基本情報

最新犯罪事件簿!日本人は狙われている!?(5ページ目)

治安がいいと言われるオーストラリアですが各地で様々な犯罪事件が起きています。そこで最新のシリーズ2008年度版をお届け。ここ2年くらいの間に実際起こった日本人の被害ケースを都市別にまとめました!

執筆者:平野 美紀

パースにおける被害状況と実際起こったケース

パースの繁華街は5年前に比べ、格段に危険になっているという発表がありました。2003年と2007年末までの暴行犯罪件数を比較すると、パース市中心部で23%増加、最も犯罪が増加しているのはノースブリッジとバーズウッド地区で、それぞれ66%、249%の増加となっています。中でも市内北部ノースブリッジやパース駅周辺、スビアコ周辺は、アボリジニの集団などによる暴行傷害事件の多い地区ですので、一人で行かないようにするなど、対策が必要です。

また、西オーストラリア警察当局によると、アルコールや麻薬がらみの犯罪は以前より増え、凶暴性を増しているとか。昨年10月には中国人留学生の殺人事件が発生し、さらに12月には、当地在留邦人が無差別殺人事件の犠牲となっており、凶悪犯罪が他人事でなくなってきています。

主な被害例

    バックパッカーズ、ユースホステル等の宿泊施設で、ノートパソコンや現金、財布などの貴重品を盗まれるケースが増加。セーフティボックスのない宿泊施設では、シャワー時、就寝時を問わず、貴重品は目の届く範囲に。

  1. 買い物や支払い中にバッグの中から貴重品が盗まれていた。
  2. ビュッフェスタイルのレストランで料理をとりに言っている間に、席においたバッグがなくなっていた。
  3. 繁華街や路上、人込みでのスリ、引ったくりなどが多発。
  4. 市内中心部の路上に車を短時間駐車していたところ、戻った時にかばんや上着な盗まれていた。
  5. 午後8時頃、一人で歩いていたところ、アボリジニの集団から襲われ暴行を受け、金品を強奪された。
  6.  

    【パースにおける過去の被害ケース】
    2003-2004年度  2004-2006年度

    被害に遭わないために …被害事例から見る防犯対策

    << 他の都市の被害ケースを見る!都市一覧ページへ戻る

  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます