ゴールドコースト/ブリスベンにおける被害状況と実際起こったケース
在ブリスベン総領事館に届け出のあった被害で、最も件数が多かったのは窃盗。その大半は、車上荒らしや置引きなど屋外で発生しており、事件発生地域は、ゴールドコーストが全体の約60%以上とダントツ!続いてブリスベン、ケアンズの順となっていますが、これはゴールドコーストの狭いエリアに日本人が集中しているため、狙われやすいと言えます。
また、ゴールドコースト周辺では、毎年11月中旬頃から11月下旬頃までの約10日間程度、高校卒業記念に同級生らと共に行う「スクーリーズ(Schoolies)」という卒業パーティーがあり、若者の一部が飲酒や薬物の乱用、暴行等で逮捕されるなどの事件が相次ぎ、公衆の迷惑行為として知られています。スクーリーズ期間中は、こうした無謀な若者が起こす事件に巻き込まれることもありますので、十分ご注意を。
主な被害例
★各被害事件がどんな状況で起こったのか?等、事件の詳細と防犯対策については、下の「被害に遭わないために」リンクから。- サーファーズ・パラダイスのホテルに宿泊していたワーキングホリデー・ビザにて滞在中の邦人男性が、外出中、何者かに室内に侵入され、パスポートを含む所持品約30点を盗まれた。
- サーファーズ・パラダイスのユースホステルに宿泊していた日本人旅行者(男性)が、就寝中に何者かに室内に侵入され、パスポートや現金等が入ったショルダーバッグを盗まれた。
- サーファーズ・パラダイスのコンドミニアムに宿泊していた日本人旅行者が、就寝中、パスポートや多額の現金を盗まれるなど、客室を狙った強盗被害が増加。
- 路上にレンタカーを駐車し、ビーチで数時間過ごして戻ると、ロックが開けられ車内に入れていたバッグが盗まれていた。
- ビーチで砂浜に荷物を置いたまま、皆で海へ出入りしている隙に、荷物や中に入っていた財布等の貴重品が盗まれるケースが多発。
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サーファーズ・パラダイスにおいて日本人旅行者の女性が、公衆電話をかけている間、後に置いたリックサックからパスポートや現金等を盗まれた。
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サーファーズ・パラダイスで、40~50歳代の日本人女性旅行者5名が観光中、知らぬ間にショルダーバッグなどから財布、現金等を盗まれた。
- サーファーズ・パラダイスにおいて、日本人旅行者の男性が二人組にいきなり顔面を殴打され、テジタルカメラを強奪された。
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ゴールドコースト周辺のナイトクラブ等で睡眠薬を使った窃盗、暴行・強姦被害が多発
- ゴールドコースト周辺で、無料英会話レッスンまたはランゲージ・エクスチェンジ(語学交換)の広告を見て応募してくる日本人女性を狙い、数回の無料レッスンで安心させた後、被害者宅で暴行・強姦被害に遭うケースが数件発生。
- ブリスベン郊外のショッピングセンター駐車場で、20歳代の日本人女性2名が、若いアジア人と見られる男1名に襲われたが、被害者の抵抗と付近を通りかかった数名が助けに入ったため、犯人は逃走。犯行は未遂に。
- ブリスベンシティー、スプリングヒル、セントルシアなどの住宅街で、日本人宅を狙った空き巣が頻発。ノートパソコン等の高額な電化製品や機器が盗まれる被害が増加。
【ゴールドコースト/ブリスベンにおける過去の被害ケース】
2001-2002年度
2003-2004年度
被害に遭わないために
…被害事例から見る防犯対策